JFL降格危機のFC岐阜、天野賢一氏が正式に監督就任。ヘッドコーチに大橋浩司氏
天野賢一氏。(C)SAKANOWA
暫定監督の期間を経て。
J3リーグのFC岐阜は9月20日、暫定的に指揮を執っていた天野賢一ヘッドコーチがトップチームの監督に就任することが決まったと発表した。ヘッドコーチには、アカデミーのヘッドオブコーチング兼U-15コーチを務めていた大橋浩司氏が就任する。
天野監督は1975年4月3日生まれ、茨城県出身の49歳。浦和レッズのコーチなどを経て、 ギラヴァンツ北九州の監督、FC岐阜のヘッドコーチを務めてきた。天野氏は「このたび、正式に監督に就任することとなりました。 いまチームは厳しい状況であることは理解していますが、FC岐阜のために全てを捧げ、チーム一丸となって最後まであきらめずに戦っていきます。引き続きご支援、ご声援よろしくお願いいたします」とコメントしている。
岐阜の小松裕志社長は次のようにコメントしている。
「幅広い知見を持ち、経験豊富で指導力もある大橋浩司アカデミーヘッドオブコーチング 兼 U-15コーチをヘッドコーチに招へいし、暫定的にチームを率いていただいた天野監督をバックアップする体制とし、正式に監督に就任していただくこととなりました。 残り10試合を天野監督体制のもと、選手・スタッフ・フロント一同が団結し、一つでも上の順位を目指すという強い覚悟をもって一戦一戦闘い抜く所存です」
そのように大橋氏についてクラブ内の昇格だが”招へい”と表現している。
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チームは6月に上野優作前監督が辞任。現在はリーグ28節を終えて、勝点33で14位と低迷している。降格圏の19位YS横浜とは6ポイント差であり、まずはJ3リーグ残留を確定されることが当面の目標になる。