【移籍】バルセロナがハーランド獲得に動く。意外と本気か…「2025年夏、可能性はある」
(C)SAKANOWA
もしもマンチェスター・シティに制裁が科され、バルサの経営問題がクリアになれば――。2026年であれば、より現実的!?
スペイン1部FCバルセロナが2025年夏、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティに所属するエースストライカーのノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(Erling Haland)の獲得を目指している!?
2027年6月まで結んでいるマンチェスター・Cとの契約更新が近づいているハーランドだが、プレミアリーグ史上最高額の条件が提示されていると言われる。一方、バルサが獲得をあきらめていないというのだ。
スペインの『スポルト』が10月4日、現時点で獲得は不可能と見られるものの、状況によっては来季2025-26シーズンの獲得もあり得るとレポートした。
バルセロナの情報に詳しい同メディアは、ハーランドがマンチェスター・Cと契約更新することが既定路線であると認める。しかしファイナンシャルフェアプレー違反による制裁対象になる可能性がまだ残っている点に着目。また、プレミアリーグ以外のリーグへの移籍であれば認める”エスケープ条項”も盛り込まれていると見ている。
同メディアによると、数か月前、ハーランドの仲介人からバルサに対し、移籍マーケットの状況についての問い合わせがあったという噂があるそうだ。
ボルシア・ドルトムントから移籍する際、バルセロナが獲得に動いた経緯もあり、いまなおやはり欲している一人である。そして、何かしらの両者の”接点”が今なおあるというのだ。そういった伏線から、チャンスありと見ているのだ。
「(マンチェスター・シティへの制裁によっては)来年の夏に状況が複雑になることもあり得るだけに、そうなれば世界的なストライカーのハーランドとあって、(バルセロナが)経済的な改善を図れれば新たな契約につなげられる可能性はある」
またシティと契約を更新する場合、ハーランドはプレミアリーグ以外のクラブへの移籍であれば、天文学的な移籍金の条項を認めたくないという意向だと言われる。
そして一時はハーランド獲得レースに加わっていたレアル・マドリードだが、キリアン・エムバペを獲得し、前線が飽和状態になりつつある。一方、36歳になるロベルト・レヴァンドフスキの継承がテーマでもあるバルサにとって、まさにハーランドは”完璧”な人材と言える。来季獲得できれば……その引き継ぎもできると、同メディアは理想を思い描く。あるいはレヴァンドフスキの契約が満了を迎える2026年であれば、より現実的とも見る。
関連記事>>【移籍】リバプール遠藤航が放出リストに。来年1月、新たな『6番』獲得を目指し「スロットは平均年齢を下げたい」
そう言われると、確かにまだまだ現実的ではないものの、決して絵空事ではない印象も受ける。エムバペのレアル・マドリード、ハーランドのバルセロナ――。二大ストライカーがスペインで対決する時代が到来するのだろうか。