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首位追撃ならず…町田が1-4で川崎に完敗。黒田剛監督「自滅の展開になってしまった」

黒田剛監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

4位鹿島と6ポイント差に迫られる。

[J1 33節]町田 1-4 川崎/2024年10月5日15:03/町田GIONスタジアム

 J1リーグ33節、FC町田ゼルビアは1-4で川崎フロンターレに逆転負けを喫し、首位追撃とはいかなかった。また北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の10月シリーズに臨むサッカー日本代表に選出された川崎のDF高井幸大が負傷により交代を余儀なくされた。

 先発抜擢に応えたレジェンド40歳の中島裕希の鮮やかな一撃で、ホームチームは先制に成功した。しかし、そこから一方的に攻め込まれて1-4で敗れた。町田のミスから失点に直結していき、終わってみればシュート数10本(枠内1本)対25本(同13本)という一方的な展開だった。

 町田の黒田剛監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「我々から相次いだミスが失点につながる自滅の展開になってしまいましたが、攻守の切り替え、ボールポゼッション、球際のところ、川崎さんの出足が一つ早かったです」と、川崎をたたえた。

「サッカーのスタイルは違うにせよ、もう少し有効的な攻撃はできたと思います。PKがあったり、オウンゴールのような形の失点があったり、余計にこの勝負を難しくしてしまいました」

 明日6日に試合のある1位サンフレッチェ広島、2位ヴィッセル神戸との差を詰められず。逆に4位鹿島アントラーズとの差が6ポイントと縮められた。

「特に(シーズン)後半に入ってからいろいろ研究もされますし、連敗は絶対にあること。ここから(インターナショナルマッチウィークに入り)2週間空くので、ここで建て直します。まだまだ上位の芽はあるので、しっかりブレずにチャレンジしたいです」

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 黒田監督はそのようにここからの中断期間を活用して課題と向き合い、再び上位戦線に加わっていきたいと誓った。町田は中断明けの10月19日の34節、アウェーで柏レイソルと対戦する。