【浦和】グスタフソン、マリウス、リンセンが戦列復帰! スコルジャ監督が東京V攻略へ挙げた2つのポイントとは?
浦和のホイブラーテン(9月24日撮影)。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
「非常に堅固でまとまったチーム。ゾーンで守られると…」
[J1 34節]東京V – 浦和/2024年10月19日17:00/味の素スタジアム
J1リーグ34節、浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が10月17日、オンラインによる取材に応じて、19日の東京ヴェルディ戦に向けて抱負を語った。
インターナショナルマッチウィークを挟んでの一戦。この中断期間は、戦術の浸透や「おもにビルドアップ面」の修正に活用してきた。そして指揮官は、マリウス・ホイブラーテン、サミュエル・グスタフソン、ブライアン・リンセンの助っ人勢がいずれもケガから戦列に復帰したことを報告した。
「(ヴィッセル神戸戦で右眼窩壁骨折、鼻骨骨折を負った)マリウスが今週から練習に合流し、ヴェルディ戦に向けて準備しています。また、サミュエル、ブライアンもケガで先週末の紅白戦はプレーしませんでしたが、今週復帰しています。(「改善方法」を問われた質問で)彼らの復帰が、チームの改善にもつながると思っています」
東京V戦に向けて。3月3日のホームゲームは、アレクサンダー・ショルツの89分のPKで追い付き、辛うじて1-1で引き分けている。今回は3試合連続ノーゴールで3連敗中のチームだが、指揮官は今週に入り、状況打開へ士気の高まりも感じているという。
「雰囲気やムードという点では、今、最も良い状態とは言えません。我々の状況に対し、もちろん不満や憤りを覚えている人は多いと思います。ただ(中断期間の)2週目に入ってから、この状況を変えたいという強い決意を感じています。その大きな決意を持って、土曜日の試合では勝って、順位表での位置を上げていけると信じています」
スコルジャ監督は東京V攻略の鍵を次のように語る。
「(東京Vは)非常に堅固でまとまっていて、ゾーン1、ゾーン2(ピッチを三分割したうちの自陣とミドルゾーン)で守っている時は、破りにくいチームだと思います。彼らの試合を分析していますが、ディフェンスラインの背後とライン間のスペースを活用することが重要になります。湘南戦の2失点目はカウンターからでしたが、そのカウンターもまた我々にとっては一つのチャンスだと思っています」
最終ラインの背後やボランチ間のスペースの活用、そしてカウンター――。スコルジャ監督はその二つをポイントに挙げていた。
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果たして、どのような陣容で臨み、ゴールへの迫力を生み出すのか。スコルジャ体制の第2幕、10月反撃へ味スタで勝利を掴みたい!