【移籍】首位広島のキプロス代表FWソティリウが今季限りで退団か。「欧州復帰の意向」と現地メディア
ソティリウ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
ヨーロッパに戻ると決めている。
サンフレッチェ広島に所属するキプロス代表FWピエロス・ソティリウ(Pieros Sotiriou)が今シーズン限りで契約満了に伴い、ヨーロッパに復帰か!? 現地メディアが報じた。
ギリシャメディア『スポーツドッグ』は10月30日、2022年8月から広島でプレーするソティリウが、2025シーズン限りで退団すると報じた。首位に立つチームで今季これまでリーグ21試合6得点・2アシスト、公式戦通算28試合・8得点・4アシストと活躍してきた。
ただし同メディアは「ギリシャの可能性も!? ピエロス・ソティリウが日本を離れる」と題したレポートを掲載。31歳のキプロス代表ストライカーについて、契約満了に伴い、ヨーロッパに復帰する意思を固めていると次のように伝えた。
「広島との契約は今年12月まで。日本のチームとの契約更新のサインはしないという。ソティリウはヨーロッパに戻ると決めていて、キプロスに戻る可能性も排除されていない。どのチームでキャリアを続けるのか、大きな関心を集めている」
そのように欧州復帰へ意欲を示していると強調している。
これだけの活躍を見せれば、確かにヨーロッパのクラブからターゲットにされるのは不思議ではない。新スタジアムに沸く広島であっても、イングランド・プレミアリーグを頂点とするヨーロッパサッカー全体の好景気に加えて、長らく続く円安相場も影響し、ソティリウレベルのFWを日本で確保するのも難しい状況となっているようだ。
関連記事>>【J1 監督人事 一覧】福岡が長谷部茂利監督の退任正式発表、C大阪とパリ五輪の大岩剛監督との交渉は破断!?
現在リーグ首位に立つ広島は11月3日の35節、ホームで京都サンガF.C.と対戦する。2位ヴィッセル神戸とは1ポイント差。