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松本人志さん「和解」ではなく「訴え取り下げ」は事実上の“敗北”。立花孝志氏「負けを認めることになります」と詳しく解説

松本人志さん。 (Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images)

ユーチューブチャンネルで、自身の裁判などの経験を踏まえて。

 性加害疑惑に関する虚偽報道をしたとして、今年1月に週刊誌の発行元などに対し慰謝料請求を訴えたダウンタウンの松本人志さんの民事訴訟で、11月8日、双方合意のうえ、訴えが取り下げられた。松本さん、所属先の吉本興業、週刊文春がそれぞれコメントを発表して、事実上、この件の終結を宣言した。

 松本さん側が強制的なわいせつ行為には及んでいないとして、週刊誌側などに名誉毀損により5億5000万円の損害賠償を請求していた。ただし8月14日に予定されていた第2回弁論手続きが延期され、しかも期日が「追って指定」と定められずにいた。そのため水面下で和解に向けた協議が行われていると推測されていた。そして今回、結果的に松本さんが「訴え取り下げ」という形で収まった。

 これを受けてNHKから国民を守る党の党首であり人気ユーチューバーでもある立花孝志氏が11月8日、自身のチャンネルで「松本人志さん裁判負けを認める! 週刊文春完全勝利 立花孝志の予想通りでした」と題した動画をアップ。自身も名誉棄損などの訴訟を闘ってきた経験を踏まえて、詳しく解説している。

 立花氏は「『和解』どころか『訴え取り下げ』は、負けを認めることになります。ただ文春側からも情報が出て、こうしたところは問題があったという発表があるとも言われます」と説明し、次のように続けた。

「普通は9:1だったとしても和解。ただ『訴え取り下げ』ということは、松ちゃんは、これ以上裁判しても勝てないから、取り下げると。5億50000万円を求める訴訟であれば、印紙だけで300万円はかかります。そこに弁護士費用がおそらく数千万円はかかってくるので、結果も得ずに取り下げるということは、(報道に関し)事実もあったのでしょう」

 そう語る立花氏は、一方で女性側についても動画内で言及している。

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 現在弁護士を相手にした裁判で6連勝中であるという立花氏は、その経験を踏まえ、そのようにより説得力のある解説をしていた。そのうえで「訴えを取り下げて良かったと思います」として、松本氏はこれからインターネットの世界で活躍できるのではないだろうか――と期待していた。

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