【ヴィッセル神戸】ウエスクレイの移籍未払金、セアラーの支払い完了。その額は…
神戸時代のウエクスレイ(右)とポドルスキ。(Photo by Etsuo Hara/Getty Images)
FIFAから移籍禁止の制裁。
ブラジル2部(セリエB)のセアラーSCがこのほど、J1リーグのヴィッセル神戸に所属していたMFウエスクレイ(Wescley)の未払いだった移籍金6万ドル(約900万円)を支払った。
『グローボ』によると、ウエクスレイは2019年2月、神戸からブラジルのセアラーに完全移籍した。しかし、その支払い方法を巡り神戸と話し合ったもののまとまらず、FIFA(国際サッカー連盟)からセアラーに1月の移籍マーケットでの補強禁止の処分が科されていた。
そうしたなかセアラーは先週水曜日までに支払いを行ったということだ。これでセアラーは補強禁止処分が1月までには解除されると見ている(11月11日時点では解除されていないという)。
しかしセアラーは横浜FCから補強したサウロ・ミネイロの移籍金も未払い問題が同様に生じ、今年3月と6月に補強禁止処分が科されていた。ブラジル現地メディアによると、2024年だけで他を含め今回五度目の処分になるという。やや確信犯的なところもある。
ウエクスレイはすでにセアラーを退団。セリエCのフロレスタECでプレーしていている。