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なぜ!?長崎を裏切ったカリーレ監督、サントスFCで2部優勝も1試合残して退任。前鹿島のピトゥカはキャプテンを鹿島

サントスでのカリーレ監督。 (Photo by Alexandre Schneider/Getty Images,)

クラブが正式発表「2024年に求められた全ての目的と目標を達成した」。

 J2リーグのV・ファーレン長崎との契約更新を反故にして突然母国ブラジル・セリエB(2部)サントスFCと新たに契約を締結したファビオ・カリーレ監督(Fabio Carille)だが、11月19日、このほどセリエB優勝を果たしたものの、あとリーグ戦1試合を残して退団することになった。

 サントスは日本時間11月19日、公式サイトやSNSで「サントスFCは、双方の合意のもと、ファビオ・カリーレがこのクラブの監督ではなくなったことを発表します。カリーレと技術委員会のメンバーはサントス再建のために雇われ、2024年に求められた全ての目的と目標を達成しました。サントスFCはカリーレ監督に感謝の意を表し、彼のキャリアでの成功を祈っています」と発表した。残り1試合を残しての電撃退団となった。

 長崎と2023年12月の段階で契約更新を発表していたものの、帰国中のブラジルでサントスと新たに契約を締結。長崎はカリーレ氏に問い合わせていたところ、大丈夫だという旨の連絡を受けていたが、その後、連絡を絶った。一方、サントス側は「透明性を示す」という意向を示していた。長崎はFIFA(国際サッカー連盟)に訴えを起こしたのだが、監督の契約を巡るトラブルは、FIFA管轄の案件ではないという回答を得ていた。

 そしてカリーレ監督のもと、サントスは前・鹿島アントラーズのディエゴ・ピトゥカをキャプテンに据えて、このほど1試合を残してリーグ優勝。来季の1部復帰を決めた。

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 しかし『グローボ』によると、カリーレ監督はサポーターからの批判が激しく、優勝セレモニーでもブーイングや罵声を受けて、インタビューでも不快感を露にしていた。そういった背景もあり、クラブとの話し合いを経て、退団が決定したということだ。

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