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【移籍】リバプールが久保建英の獲得へ増額、「131億円」を用意か。レアル・マドリードに優先交渉権

久保建英。早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

その半額はマドリードへ。

 イングランド・プレミアリーグのリバプールFCが来季2025-26シーズン、スペイン1部レアル・ソシエダのサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF久保建英(Takefusa KUBO)の獲得を本格化させる!? 

 スペインメディア『Fichajes』は11月18日、リバプールが久保獲得をより確実にするため8000万ユーロ(約131億円)を用意することを検討していると報じた。

 レアル・マドリードから2022年6月にレアル・ソシエダへ完全移籍で加入した久保だが、その時の移籍金は650万ユーロ(約10億円、当時のレートは約9億円)と比較的安価に抑えられた。一方、マドリードが実質50パーセントの権利を保有していて、ソシエダからさらに他クラブへ移籍する場合は移籍金6000万ユーロ(約98億円)に設定されていると言われる。

 そしてレアル・マドリードが優先交渉権も有し、まず、その半額にあたる3000万ユーロ(約49億円)でマドリードへ復帰させる権利がある。マドリードにその意思がなければ、そのオファーに応じる代わりに、半額から手数料や税金などを引いた移籍金を得られる条項だと言われる。

 久保は今年2月にレアル・ソシエダとの契約を2029年6月まで更新した。ただし、現状の契約内容の見直しがメインで、この移籍条項は変更されなかったと現地では報じられている。

 今回のリバプールに関する情報はもちろんあり得る話だが、具体性を欠くものとなっている。結局まだ久保に対し、6000万ユーロを支払ってでも獲得する――というクラブが出てきていないのも現状だ。

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 とはいえ、再び調子を上げつつある23歳のレフティがさらにゴール、アシストといった目に見える数字を残していけば……。最近はバイエルン・ミュンヘン、トッテナム・ホットスパーFCの名前が浮上しているが、再びメガクラブ行きの噂は増えていきそうだ。

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