疾風怒濤リバプール、マンチェスター・シティに2-0完勝。日本代表MF遠藤航はベンチ入りも出場せず
マンチェスター・シティを下したリバプールのファン・ダイクが勝利の雄たけび! (Photo by Carl Recine/Getty Images)
ガクポ、サラーが決める――。
[プレミアリーグ 13節]リバプール 2-0 マンチェスター・C/2024年12月2日(現地1日)/アンフィールド
イングランド・プレミアリーグ13節、首位リバプールFCがコーディ・ガクポのゴールとモハメド・サラーのPK弾で、前節まで2位だったマンチェスター・シティに2-0の勝利を収めた。リバプールの日本代表MF遠藤航はベンチ入りしたものの出場機会を得られなかった。
シュート数はリバプールから見て18本対8本、枠内7本対2本。
リバプールは立ち上がりから疾風怒濤のプレッシングでシティの自由を奪い、そこから圧倒的な攻撃を展開していく。そして12分、高速カウンターから右サイドを抜け出したモハメド・サラーのクロスを、逆サイドから詰めたコーディ・ガクポが押し込み先制する。
その後もレッズがホームの圧倒的な声援に応えて、情熱的な攻撃を繰り出す。しかし、フィルジル・ファン・ダイクの二度の決定的なヘッダー、モハメド・サラーの決定的シュートなど枠を捉え切れない。
後半はシティが修正を図り、左MFに入ったジェレミー・ドクから変化をつけて、敵陣で試合を進める時間を増やす。
リバプールの運動量が落ちてきたか……と思われたが、ダルウィン・ヌニェス、ジャレル・クアンサーを投入して前線の強度を高めた5分後の78分、センターフォワードで起用されたルイス・ディアスが、抜擢されたGKシュテファン・オルテガに上手く倒されてPKを獲得。これをエースのサラーが決めて、2点差に広げた。
マン・Cはミッドウィークとの連戦で出ずっぱりのエース、アーリング・ハーランドに覇気が感じられず。ほぼマンマークで対応してきたファン・ダイクをなかなか上回れなかった。
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リバプールは2位アーセナルFC、3 位チェルシーFCと9ポイント差。三笘薫のブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに抜かれて5位に転落したマンチェスター・Cとは11ポイント差を付けた。シティはリーグ4連敗。