【移籍】ラッシュフォード放出、マンUが容認。今冬にも…
マンチェスター・Uのラッシュフォード。(Photo by Michael Regan/Getty Images)
シティとのダービーは土壇場で大逆転勝利!
[プレミアリーグ 16節] マンチェスター・C 1-2 マンチェスター・U/2024年12月16日(日本時間15日)/エティハド・スタジアム
イングランド・プレミアリーグ16節、マンチェスター・ユナイテッドが88分からの2ゴールでマンチェスター・シティに2-1の大逆転勝利を収めた。5連覇を目指すシティにとっては、心も折れるような痛恨の一敗となった。
マンチェスター・Uのルベン・アモリム監督はこの試合、マーカス・ラッシュフォードとアレハンドロ・ガルナチョをメンバー外にする荒療治を敢行。結果的に、選手たちはその指揮官の要求と期待に応える白星を掴み取った。
そうしたなか『スカイ』は、ラッシュフォードの放出を容認したと報じてきた。
レポーターであるフロリアン・プレッテンベルク氏(@Plettigoal)は12月10日の段階で、「マンチェスター・ユナイテッドは遅くとも夏までにマーカス・ラッシュフォードを売却する。今冬にも高額オファーが届いた場合は受け入れるだろう。クラブはルベン・アモリム監督のもと、彼の成長を信じているものの、売却不可能ではないと考えている」と伝えていた。
アモリム監督は選手たちの普段の食事の仕方や服装なども全てチェックしたうえでメンバーを選んでいるということで知られる。ただ、クラブが売却を望んでいるのは、そういった素行面の問題だけではないという。
「売却が議論されている理由の一つは、彼のサラリーが非常に高いこと。彼がクラブを去ることになれば、厳しいファイナンシャル・フェアプレー制度における重要な点で開放され、結果、レッドデビルズは移籍市場でより有利な展開が生まれるという。27歳、2028年までユナイテッドと契約を結んでいる」
そして今回、27歳のイングランド代表はメンバー外に。同氏はシティ戦前、ラッシュフォードについて「冬に放出される可能性が高まっている」と強調している。
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二人をシティとの大一番でベンチから外すというアモリム監督の“ギャンブル”は成功した。ラッシュフォード放出がより加速するのだろうか――。