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【横浜F・マリノス】前イングランド代表コーチ ホーランド氏の監督就任を発表「アグレッシブなアタッキングフットボールをしていく」

スティーブ ホーランド監督 (C)1992 Y.MARINOS

退任するハッチンソン暫定監督「選手やスタッフは今季の公式戦61試合、チームのために全てを出し切ってくれたと思います。本当に感謝しています」。

 J1リーグの横浜F・マリノスは12月17日、前イングランド代表コーチのスティーブ・ホーランド氏(Steve Holland)の監督就任を発表した。

 ホーランド氏は1970年4月30日生まれ、イングランド出身の54歳。これまでの指導歴は、クルー・アレクサンドラFCトップチーム監督、チェルシーFCリザーブチーム監督、チェルシーFCトップチームアシスタントコーチ、U-21イングランド代表アシスタントコーチ、イングランド代表ヘッドコーチ(2016年~2024年)。

 現役時代のキャリアは、ダービー・カウンティFC、ベリーFC、ヒュースクヴァーナFF、ノースウィッチ・ヴィクトリアFC。

 ホーランド監督は横浜FMを通じて、次のように決意を示している

「素晴らしい国である日本に行けることを楽しみにしており、アジアで最高のリーグであるJリーグで働けることを光栄に思います。情熱溢れるスタジアム、そして素晴らしい雰囲気をつくるファン・サポーターの熱意に囲まれた最高の環境の中で、横浜F・マリノスの監督として指揮を執ることも光栄です。

 1993年のJリーグ発足から存在する名門クラブであり、これまでリーグで五つのタイトルを獲得しております。ホームでも、アウェーでも、素晴らしいサポートを受けることができるクラブとも伺っております。

 私たちの挑戦は、再びタイトルを獲得することです。そして、アグレッシブなアタッキングフットボールをしていきます。

 一貫性かつ高い競争心を持ちながら、タイトルを争うチームを築きあげていきたいと思います。選手とスタッフが一丸となり、ファン・サポーター、パートナー、そして横浜市・横須賀市・大和市の皆さんに誇れるチームをつくっていきたいと思います。皆さんにお会いできることを楽しみにしております」

 また、退任が決まった暫定的に指揮を執ってきたジョン・ハッチンソン監督は、次のように感謝を伝えている。

「横浜F・マリノスに関わる全ての皆さまに感謝申し上げます。そして選手やスタッフも今シーズンは公式戦61試合といった中、チームのために全てを出し切ってくれたと思います。本当に感謝しています。

 自分は良い時も、悪い時も、選手たちと一緒に戦いながら、コーチとしてもそうですし、監督になってからも今日まで全てを捧げてきました。今シーズンは移動も多く、逆転したり、逆転されたりと様々な試合がありました。優勝できなかったことは本当に残念ですが、選手はこのスケジュールの中、よく頑張ってくれたと思います。

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 このクラブで仕事をさせてもらい最高の仲間に出会えました。これからもチームの活躍、選手たちの飛躍を期待しています。ありがとうございました」