【移籍】鹿島のアシスト王・名古新太郎が福岡へ完全移籍「タイトルを獲れなかったことは、僕の実力不足以外の何ものでもありません。本当に申し訳なく思っています」
鹿島の名古新太郎。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
アビスパサポーターへ、「チームの目標達成、そしてタイトルを獲るため、1試合1試合自分の力を全て出し、戦います。ともに戦い、成長し続けましょう」。
J1リーグの鹿島アントラーズは12月18日、MF名古新太郎がJ1リーグのアビスパ福岡へ完全移籍すると発表した。
名古は1996年4月17日生まれ、大阪府出身。168センチ・64キロ。これまでのキャリアは、豊里SC ― 大阪東淀川FC ― 静岡学園高校 ― 順天堂大学 ― 鹿島 ― 湘南ベルマーレ ― 鹿島。2024シーズンは36試合・5得点・9アシスト。アシスト数はリーグ2位(リーグ発表)、そしてチーム1位だった(2位は鈴木優磨の8アシスト)。
名古は鹿島を通じて、次のように感謝を伝えている。
「このたびアビスパ福岡に移籍することを決断しました。ここでは書き表せないほど、本当にたくさんの思いがあります。タイトルを獲るため、目の前の試合に勝つために日々の練習から自分の全てを捧げて戦ってきました。
鹿島アントラーズのエンブレムを背負う責任は常に感じてましたし、自分に言い聞かせていました。このクラブで培ったものを、ピッチ内外でこれからも生かしていきます。そして、アントラーズに関わる全ての皆さまには感謝してもしきれません。
皆さまとタイトルを獲れなかったことは、僕の実力不足以外の何ものでもありません。本当に申し訳なく思っています。しかし、カシマスタジアムで素晴らしいサポーターとともに戦い、熱い声援で背中を後押ししてくれたことは決して忘れません。
僕は次のステップに進みます。一回り二回り、さらに成長して強くなって、その姿を皆さまに見てもらえるよう頑張ります。本当にありがとうございました」
一方、福岡サポーターへ、次のように決意を示している。
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「鹿島アントラーズから移籍してきました名古新太郎です。アビスパ福岡という、魅力があり可能性に満ち溢れているチームでプレーできることを嬉しく思いますし、ワクワクしています。チームの目標達成、そしてタイトルを獲るため、1試合1試合自分の力を全て出し、戦います。ともに戦い、成長し続けましょう。よろしくお願いします!!」