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夢の欧州CLの舞台への一歩、鎌田大地がベルギー初ゴール

鎌田大地がシント=トロインデンでの初ゴールを決めた!©STVV

シント=トロインデンを2連勝に導く。

[ベルギーリーグ 7節] ゲント 1-2 シント=トロインデン/2018年9月16日/ゲント

 アイントラハト・フランクフルトから今夏期限付きで加入したシント=トロインデンのMF鎌田大地が、デビュー戦で決勝ゴールを決めた。

 この日のシント=トロイデンは4-2-3-1の布陣を採用し、日本人選手では日本代表の9月シリーズに参加した冨安健洋がCBとして先発フル出場。コスタリカ戦にフル出場した遠藤航は90+3分から途中出場している。

 ベンチスタートの鎌田は1-1で迎えた60分に交代出場し、ベルギー1部リーグでのデビューを果たす。すると80分に相手DFふたりをかわして角度のないところから技ありのシュートを突き刺し、これが決勝点となった。

 昨年夏、サガン鳥栖からフランクフルトに移籍する際、彼は「欧州チャンピオンズリーグ(CL)で活躍できるような選手になりたい」と、鳥栖サポーターに向けて抱負を語った。日本代表やワールドカップではなく、CLを目標に掲げたことが印象的だった(そのためにも日本代表に選ばれたいとはもちろん言っていた)。

 フランクフルトでは1年間ほとんど出場機会に恵まれず、今回、関根貴大とともにドイツから期限付きで移籍してきた。22歳と成長著しい時期。まずこの1年間、なかなか出場機会を得られずにいた悔しい思いをぶつけるように、鮮やかなゴールを決めた。彼にとっても、ようやく欧州での一歩を踏み出したと言えるファーストゴールになった。

 次節はアントワープ戦。シント=トロインデンは3連勝を狙う。

歓喜する冨安らシント=トロインデンの選手たち。©STVV

文:サカノワ編集グループ

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