RB大宮の開幕戦視察へ!レッドブル責任者に就任したクロップが示した方針とは?「私はドクター・フットボール。つまり…」
ユルゲン・クロップ(Photo by Joerg Mitter/Red Bull Content Pool via Getty Images)
2/15の山形戦に向けて来日か、原博実社長「待ってますよ!」。
レッドブル・グループの「グローバルサッカー責任者」に就任した前リバプールFC監督のユルゲン・クロップ氏(Juergen Klopp)が1月14日、オーストリア・ザルツブルクでの就任記者会見に臨み、ビジョンや方針などを示した。またグループに新たに加わったRB大宮アルディージャの2025シーズンの開幕戦となる2月15日のモンテディオ山形戦を視察する考えであることも発表された。
レッドブルグループが世界一になる――。その野望を叶えるため、クロップ氏はサッカー面の全体の責任者に就任した。レッドブルグループの頂点であるRBライプツィヒ、そしてレッドブル・ザルツブルクのレベルを引き上げつつ、大宮など各国のグループチームの底上げを図るため、「より良きアドバイザー」になるという。
日本、ブラジル、アメリカ、アフリカ(育成クラブ)……各大陸に活動の拠点となるクラブが置かれる。そのクラブとの関係性についてクロップ氏は、次のように語っている。
「ドクター(医者)は患者がどこの都市から来るのかどうかなんて区別せずに診ますよね。それは弁護士も同じことでしょう。私はドクター・フットボールです。自分ができることがあれば、どこに行ってでも、どこででも、そこで全力を尽くして、助けます。それが大好きなんです」
停滞していたボルシア・ドルトムントを蘇らせ、低迷していたリバプールを世界一と言って過言ではないブランド力のあるクラブへと引き上げた。その基本的なスタンスは、監督という立場ではなくなっても変わらないということだ。むしろ、責任者となることで人材の育成も担っていくという。
そしてレッドブルジャパンの公式エックス(@redbulljapan)は1月15日、「クロップがRB大宮アルディージャの開幕戦、現地観戦するってよ!」と伝えた。これに対し、大宮の新社長に就任した原博実氏(@iijikantai)もさっそく「待ってますよ!」と反応している。
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クロップが就任早々、さっそく2月15日にNACK5スタジアムで開催されるRB大宮 – 山形戦に訪れる考えを示している。