07年に始球式、川崎フロンターレが山本KID徳郁さんを追悼
川崎フロンターレの中村憲剛。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
次はフロンターレが世界へ。
川崎フロンターレは、9月18日に癌のため41歳の若さで亡くなられた川崎市出身の山本KID徳郁さんを悼み、SNSのクラブの公式アカウント(@frontale_staff)で下記のようにメッセージを発表した。
「川崎市が世界に誇る格闘家として、川崎市だけでなく日本全体を盛り上げてくださいました。突然の訃報にただただ残念でなりません。山本KID徳郁さんには2007年シーズンのホーム開幕戦で始球式を行っていただき等々力を熱く盛り上げていただきました。心よりご冥福をお祈りいたします」
また、中村憲剛も自身のツイッターで(@kengo19801031)、次のようにメッセージを発信している。
「突然の訃報に驚いていると共に残念でなりません。 2007年のJ開幕戦に来ていただき花束贈呈で初めてKIDさんと対面した時、この体格であの世界で闘っているのかと心から尊敬の念を抱きました。 闘う姿、影ながら応援していました。 心よりご冥福お祈りいたします」
山本さんはK-1など総合格闘技で、圧倒的な強さを見せつけて多くの人々を惹きつけた。その魅力は日本に止まらず世界中に知れ渡る存在となり、海外にも数多くのファンがいる。
次はフロンターレが世界へと挑んでいく番だ。
文:サカノワ編集グループ