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【移籍】中国1部の天津タイガーがスペイン人FWアルベルト・キレスをアルバセテから獲得

中国のサポーター 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

今季スペイン2部23試合・6得点・2アシストと活躍する実力派ストライカーを迎え入れる。

 中国超級リーグの天津津門虎足球倶楽部(天津タイガーFC)は1月23日、スペイン2部アルバセテ・バロンピエに所属していたスペイン人FWアルベルト・キレス(Alberto Quiles)を獲得したと発表した。

 29歳のストライカーであるアルベルト・キレスは今季これまで23試合・6得点・2アシストと活躍していた(アルバセテは現在22チーム中16位)。アルバセテでの1年半で16ゴールを決めている。

『マルカ』によると、アルバセテは選手の年俸分の節約を含めて、計100万ユーロ(約1億6000万円)ほどプラスの収益を得られるということだ。一方、キレス自身も、キャリアの中でこのオファーは重要なターニングポイントと捉え、「中国での契約も非常に重要なものとなるため、このチャンスを逃したくないと考えたようだ」と伝えている。

 中国サッカー界はコロナ禍で一旦完全に閉鎖され、さらに広大グループ撤退などバブルも弾けた。そして追い討ちをかけるように八百長が明らかになり、サッカー界自体が正念場を迎えた。

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 ただし明らかに底を打ったようで、今回、Jリーグでも見てみたいレベルである、なかなか目の付けどころの良い実力派ストライカーの獲得に成功した。キレスの活躍ぶりによっては、中国でのスペインブームも到来するか!?