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「J1昇格は諦めていない」佐藤和弘の決勝弾で甲府約2か月ぶりホーム白星

円陣を組むヴァンフォーレ甲府の選手たち。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

大宮は6試合ぶりの黒星で上位進出ならず…。

[J2 32節] 甲府 1-0 大宮/2018年9月19日/中銀スタジアム

 ヴァンフォーレ甲府が5試合ぶり、ホームでは7月21日以来となる白星を収めた。無失点は実に18試合ぶり。一方、敗れた大宮アルディージャは6試合ぶりの黒星。一気に勝点で3位タイまでジャンプアップできるチャンスをモノにできなかった。

 甲府のルヴァンカップ準々決勝進出に伴い組まれたナイトゲームには、5,631人が来場。大宮が両サイドを生かしてボールを支配する一方、甲府も持ち味である球際への厳しいプレスを続けてチャンスを作らせず、ボール奪取からゴールに襲い掛かる。

 迎えた69分、左サイドから切れ込んだ甲府の佐藤和弘がニアサイドを突くショットを放つと、ブロックに行ったDF河本裕之の足に当たってゴールネットに突き刺さる。これが決勝点となり、甲府が1-0で逃げ切った。

 今季5点目が大きな勝利につながった佐藤は、「チームみんなでボールをつないで上手く崩せて、早いクロスを放ったら決まってくれた。不甲斐ない試合が続いたなか、勝てて良かったです。皆さんの後押しがあったからこその勝利。僕らはまだJ1昇格を諦めていない。これからも熱い後押しをお願いします」と喜んだ。

 勝点42に伸ばした甲府は、ジェフユナイテッド千葉を抜いて13位に浮上。残り9試合で、6位の大宮とは勝点12差だ。

文:サカノワ編集グループ

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