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バイエルンがブレーメン粉砕3-0、シュート数21-2。ケインPK2発、ザネも決める

ケインがブレーメンから2ゴール! (C)Midori Ikenouchi

ムシアラも圧巻のパフォーマンスで2ゴール演出。

[ブンデスリーガ 21節]バイエルン 3-0 ブレーメン/2025年2月8日(現地時間7日)/アリアンツ ・アレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ21節、バイエルン・ミュンヘンが3-0でヴェルダー・ブレーメンに勝利を収め、しっかり首位をキープした。ハリー・ケインがPKで2ゴール、レロイ・ザネも途中出場から1ゴールを決めた。

 前節のホルシュタイン・キール戦では4-3で勝利したバイエルンだが、後半に3失点……。早急な改善を施してこのブレーメン戦を迎えた。

 前半からバイエルンが再三にわたりチャンスを作ったものの、それを活かせずハーフタイムへ。ただ後半開始早々の30秒も経たぬ前にケインがゴールチャンスを作ると、そこからバイエルンペースに。56分、ブレーメンのミロス・ベリコビッチのハンドのファウルで得たPKを、ケインが決めて先制する。

 82分にはジャマル・ムシアラが右サイドへ展開し、1分前に交代出場したザネがチーム2点目を決める。そして試合終了間際、ムシアラがブレーメンの複数のディフェンダーをドリブルで交わすと、アントニー・ユングに倒されて再びPKを獲得。これをケインが再び決めて、3-0とした。

 シュート数は21本対2本、枠内12本対0本と圧倒した。

 ブレーメンのオーレ・ヴェルナー監督は試合後の記者会見で、「結果的に負けてしまったが、前半は各選手がいるべきところにしっかりとポジショニングをとり、徹底的にバイエルンの攻撃を阻止できたことは収穫でした」と語った。

 一方、バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督は「ブレーメンにシュートチャンスを与えず、しっかり守り切ったことは素晴らしかったです」と選手たちをたたえた。

 この日、出場機会は得られなかったもののバイエルンが期待を寄せる弱冠16歳のウィズダム・マイクが初めてベンチ入りして話題を呼んだ。また今週ゼーブナー通り(バイエルンの練習施設の通称)での一部全体練習に合流した伊藤洋輝だが、ベンチ入りはならなかった。ただチームにとっては大きな朗報だ。

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 バイエルンはこのあと2月12日にUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)プレーオフ、セルティックFCとアウェーのセルティックパークで対戦する。そして15日には、バイエル・レバークーゼンとの大一番を迎える。