日本代表DF冨安健洋がヒザの再手術を検討。今季出場6分、アーセナルとの契約は…
冨安健洋。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
日本代表の活動を経て、コンディションを崩す。
イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCが、長期離脱中のサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)DF冨安健洋(Takehiro TOMIYASU)の二度目のヒザの手術を検討していることが分かった。
冨安は2023年終盤にふくらはぎを傷めたあと戦列へ復帰。しかし日本代表のアジアカップに出場したあと、再びふくらはぎを傷めて長期離脱を余儀なくされた。そしてシーズン終盤には左サイドバックとして復帰を果たしたが、リーグ優勝はならなかった。
そしてシーズンオフ突入と重なった昨年6月、すでに最終予選進出を決めていた日本代表だが、森保一監督は冨安を含めたフルメンバーを招集。負傷明けの冨安もミャンマー遠征のあと、ホームでのシリア代表戦にフル出場した。
しかし、オフ明けにアーセナル合流後、またも負傷により離脱を余儀なくされた。そのあと10月のサウサンプトンFC戦で試合終盤に6分間出場して、ついに復帰を果たしたはずだった。が……そのあとまたも負傷離脱した。
アーセナルのミケル・アルテタ監督は年明け、「トミ(冨安)はピッチでいくつかのことをやっていますが、長期にわたるケガになっています。どうすれば早く効果的に回復し、どのような反応をするのかを見ていく必要があります」と、復帰が近づいているものの慎重に見守るスタンスを示していた。
しかし『デイリー・メイル』は2月11日、「冨安の回復に関しては悲観的な見方が出ており、手術の可能性をめぐる協議がされている」とレポート。医師の判断をあおぎ、手術を行う可能性が浮上。復帰時期がさらに伸びる可能性を示唆している。
26歳の冨安はアーセナルと来季2026年6月まで契約を結んでいる。結果的にはこの数シーズン、アーセナルとしては、冨安がフル稼働していればタイトルを獲得できていたのではないか……という、あと一歩及ばない戦いを続けてきた。
冨安が最高のパフォーマンスを見せるのは、きっとこれからだと信じ、願いたいが……。
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アーセナルは現在、消化が1試合少ない首位リバプールFCと6ポイント差の2位につける。2月15日にはレスター・シティFCとアウェーで対戦する。