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【日本代表】ノエスタで決勝弾、古橋亨梧がヴィッセル神戸のJ1優勝を願う「僕も負けずに頑張り、何かを伝えられるように」

チュニジア戦でゴールを決めた日本代表の古橋亨梧。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「ヴィッセルの選手たち、サポーターの皆さんの頑張っている姿、応援している姿が、すごく僕にとって刺激になっている」

[キリンチャレンジカップ2023] 日本代表 2–0 チュニジア代表/2023年10月17日19:10/ノエビアスタジアム神戸 

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE) が古橋亨梧と伊東純也のゴールで、チュニジア代表に2-0の勝利を収めた。日本は5試合ぶりの無失点で6連勝。

 前半終了間際の43分、旗手怜央のパスが相手に当たり、こぼれてきたボールをセンターフォワードで先発した古橋が冷静に流し込んだ。2021年までヴィッセル神戸でプレーしたストライカーにとって、ノエスタでのまさに凱旋ゴールとなった。

「流れの中でパスが出てくればと動き出したなか、偶発的にボールがいいところに来て、思っていた以上に落ち着いてトラップできて、いいところへ置けて決めることができました」

 古橋はそのようにゴールシーンを振り返った。

 たくさんの応援は最前線に立った日本の「11番」にしっかり届いていた。

「思い入れのあるスタジアム。たくさんの方が名前を呼んでくれて、ユニフォームやゲーフラを掲げてくれて、本当に嬉しかったです。このスタジアムに来れなくても応援してくれる方たちがいることも分かっています。その皆さんの前でゴールを決められて良かったです」

 そして古巣のヴィッセル神戸は現在J1リーグ首位に立つ。その神戸の初優勝へ後押しをするようなノエスタでの古橋の一撃となった。

「(神戸の優勝へ後押しするようなゴールですね!)どうですかね(照れ笑い)。本当に今シーズン、ヴィッセルの選手たち、サポーターの皆さんの頑張っている姿、応援している姿を、(スコットランドから)見れる時には見ています。それがすごく僕にとって刺激になっています。僕も負けずに頑張って、皆さんへ何かを伝えられるようにやっていきたいです」

 ちなみに、試合後はガンバ大阪でプレーするカタールワールドカップ(W杯)代表選手でもあるイッサム・ジェバリから声をかけられてユニフォーム交換をしたそうだ。セルティックFCとして来日した際にも対戦していたので、FW同士で良きライバルになっている。

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 11月からは北中米W杯のアジア予選がスタートする。古橋は「堅い試合が続くかもしれませんが、今日のように焦れずに自分たちがやり続けば、相手が疲れ集中が切れてくると思います。調子を維持して、クラブに帰っても結果を残していきたいです」と、次のフル代表6ゴール目へ意欲を示していた。

Posted by 塚越始

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