【移籍】どのクラブだ!? 元U-23フランス代表FWヴァレール・ジェルマンがJリーグ挑戦へ。Aリーグの判定を巡り「契約解除」
マッカーサーFCのヴァレール・ジェルマン (Photo by Mark Evans/Getty Images)
マルセイユ時代は酒井宏樹と元チームメイト。マッカーサーFCでは今季リーグ17試合・7得点と活躍。
オーストラリアAリーグのマッカーサーFCに所属する元U-23フランス代表FWヴァレール・ジェルマン(Valere Germain)がオーストラリアの判定基準を巡って不満を抱いて「契約解除」になったという。34歳のストライカーは、これまでにオファーのあった日本のJリーグでのプレーを希望しているということだ。
フランス・マルセイユ出身のジェルマンは180センチあるアタッカーで、センターフォワードを主戦場に、トップ下、右ウイングにもオプションで対応できる。ASモナコの育成組織からトップチームまで昇格し、そのあとOGCニース、オリンピック・マルセイユ、モンペリエHSCでプレーしてきた。ワールドカップ(W杯)に3大会連続で出場している酒井宏樹(現・オークランドFC)とマルセイユではチームメイトだった。
そして2023年から豪州のマッカーサーのエースストライカーとして活躍。2024-25シーズンは、これまでリーグ17試合・7得点を記録している。
しかし現在は審判への不要なジェスチャーをしたとして3月2日まで出場停止となっている。ニュースサイト『エグザミナー・ドット・コム』は2月17日、ジェルマンはこの処分を不服としていたものの、オーストラリアサッカー協会への控訴はせず、クラブと話し合いの末に契約を解除し退団するというのだ。そのうえで、オファーのあった日本での戦いに挑む意向だという。
同メディアは「彼は短気だったものの、45試合・19ゴールを記録していて、チームにとって貴重なメンバーだった。若手へのアドバイスにも定評があった」と、ピッチ内外での存在の大きさを評価している。
マッカーサーは現在リーグ7位。『トランスファー・マルクト』によると、ジェルマンは2025年6月までの契約だったという。
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果たして、どのJクラブが獲得に乗り出しているのか!? 久々のフランス人ストライカーであり、昇格や上位進出を狙うチーム、あるいは“世界”を目指しているクラブか――。