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【移籍】フランクフルトが堂安律の獲得へ! 移籍金は…。NEXTサラー売却益で、ただし条件も

堂安律。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

セルティックのキューンなども候補。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトが来季2025-26シーズンに向けて、同リーグのSCフライブルクに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF堂安律(Ritsu DOAN)の獲得を本格的に検討しているという。

 日本代表の10番は2020年にPSVアイントホーフェンからアルミニア・ビーレフェルトに期限付き移籍し、そのあと1シーズンのレンタルバックを経て、2022-23シーズンからフライブルクでプレー。右MFを主戦場に、今季これまでリーグ22試合・6得点・4アシストを記録している。

 そうしたなか、このほど『ビルド・スポーツ』が、フランクフルトは次のマーケットで、右ウイングの補強を最優先のテーマに挙げていて、3人をリストアップ。その一人が26歳の日本人レフティだと報じた。

 堂安はフライブルクと2027年まで契約を結んでいて、移籍金は1500万ユーロ(約23億円)になるという。アイントラハトはこの夏、『NEXTサラー』と称されるオマル・マーモウシュをマンチェスター・シティに売却しており、その資金を投じることが可能で、十分手が届く額である。

「軸は堂安」ということだが、他にRCストラスブールに所属する22歳のディラン・バクワ(D. Bakwa)、セルティックFCに所属する25歳のドイツ人FWニコラス・キューン(Nicolas Kuehn)も候補だという。

 堂安はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)へのコンスタントな出場を希望していることから、この移籍が実現する可能性が高まっているとも伝えている。フランクフルトは現在リーグ3位につけているが、来季のCL出場権を得られるかどうかも移籍の“条件”となってくる。

 加えて堂安も、フライブルクにタイトルをもたらすという決意のもと移籍を決断している。また来夏には北中米ワールドカップ(W杯)も控えている。そういったタイミングや背景なども、どのように影響するか。

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 とはいえ、フライブルクの勢いもやや陰りが感じられるだけに……。あるいは、他のビッグクラブへの移籍もあるか!?