Jリーグ大丈夫!? NPBがプロ野球の全球団へ要請「オンラインカジノ利用者は自主的に名乗りを」
NPBのロゴ (C)SAKANOWA
オリックスの投手が過去、海外で運営される同カジノのポーカー大会に参加していたと判明したため。
プロ野球オリックス・バファローズは2月21日、山岡泰輔投手が海外のオンラインカジノサイトが行ったポーカー大会に参加していたことが分かり、違法性の有無に問わず、社会的影響力の大きい立場でありながら自覚を欠いた行動であったと、活動の自粛を命じた。山岡投手は同日、大阪市内で警察に対し、この事案に関する相談を行った。
またNPB(日本プロフェッショナル野球機構)は同日に声明を発表。まずNPBに山岡投手に関するこうした情報が寄せられたことから、2月17日、オリックスに調査を依頼していたと説明している。山岡投手はオンラインカジノを利用したものの、野球を含むスポーツへの賭けは確認されなかったということだ。
そのうえでNPBはプロ野球の全12球団に対して次のように、監督・スタッフ・選手など関係者に対して、過去のオンラインカジノの利用について「自主的に名乗り出るように」と呼び掛けている。
「他の競技の元五輪代表選手や芸能事務所の所属タレントの問題が報道されている昨今の状況も踏まえ、同20日、同球団も含むプロ野球全12球団に対して、所属選手及び監督・コーチ、スタッフなど関係者にオンラインカジノの利用は違法行為にあたることを各球団内で改めて周知徹底するよう求めたほか、当該関係者に向け、過去にオンラインカジノを利用したことがあれば自主的に名乗り出るよう呼びかけることを要請しました」
全球団からの報告がまとまり次第、NPBはその結果を発表するということだ。
関連記事>>令和ロマン高比良くるまさん活動自粛で、若狭弁護士が反対し暴露「行き過ぎ。昔は刑事、検事、裁判官の卵が賭け麻雀をしていた」
Jリーグは大丈夫だろうか。野々村芳和チェアマンがどのような対応を見せるのかも注目される。