まさかのバス”遅刻”1時間遅れてキックオフ。それでもクリスチアーノ・ロナウドが豪快に通算「925ゴール目」

アル・ナスルがメッカに乗り込みアル・ワフダに勝利。自ら得たPKはマネに託す。

　サウジアラビア1部リーグ22節、アル・ナスルが聖地メッカに乗り込んでのアル・ワフダ・メッカ戦、クリスチアーノ・ロナウドらを乗せたアル・ナスルのバスがスタジアムへ向かう途中で立ち往生するアクシデントに見舞われた。

　結局、アル・ナスルの選手たちは試合開始の予定時刻だった現地19時までに間に合わず遅れて到着。サウジアラビア・プロフェッショナルリーグはキックオフ時間について、当初20分遅れとアナウンスしていたが、結局、1時間遅れの午後8時スタートで開催した。故障したという情報もあるが、乗り換えなどはせずアル・ナスル仕様のバスで選手たちはそのままスタジアムに到着している。

　すると、このハプニングにも動じなかったのが、エースのクリロナだ。4-4-2でサディオ・マネと2トップを組んだ“CR7”は後半立ち上がりの48分、右クロスにヘッドで合わせて先制ゴールを奪取! アル・イテハドのFWカリム・ベンゼマ（16得点）を上回るリーグ17ゴールに伸ばし、得点ランキングトップに立った。

　これでロナウドは自身のプロキャリア通算ゴール数を「925」に伸ばしている。　

　試合は90＋9分、クリスチアーノ・ロナウドのFKがジャンプした相手の肘（腕）に当たったとしてPKを獲得。このPKを、ロナウドではなく、マネが決めて、2-0の勝利を収めた。

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　チームは勝点を47に伸ばして3位に。2位のアル・ヒラルとは4ポイント差だ。