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【移籍】久保建英にトッテナム、アーセナルが関心。一方、日本人史上最高額64億円オファーには断り

日本代表の久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

クリスチアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルが提示したが…。

 スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本人MF久保建英(Takefusa KUBO)が、日本人史上最高額となる4000万ユーロ(約64億2000万円)のオファーを受けていたという。しかし、22歳のレフティはこの巨額の申し出をすぐ拒否したそうだ。

『ワン・フットボール』は1月22日、ファブリツィオ・ロマーノ氏らが参画するメディア『コート・オフサイド』の情報をもとに、久保に対し、このほどポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドが所属するサウジアラビア1部アル・ナスルが4000万ユーロのオファーを提示したが、久保サイドは断ったと報じた。

 レアル・ソシエダは契約解除条項を6000万ユーロ(約96億円)に設定していると伝え(その満額の提示額が示された場合、クラブは拒否できないという条項)、今年の夏、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFC、アーセナルFCが獲得に向けて「関心を示している」と伝える。ノース・ロンドンをホームとする両クラブは、その額であれば十分に支払える資金力があると見ている。

 また、久保の保有権は、前所属のレアル・マドリードが実質50パーセントを有している。6000万ユーロでの移籍が実現した場合、マドリードは3000万ユーロ(約48億円)を得られるのだ。

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 つまり、レアル・ソシエダとマドリードが納得する額であれば移籍が認められる状況にあるとも言える(他クラブからオファーが届いた場合、マドリードがまず先に久保と交渉できる条項もあるとされる)。同メディアは6000万ユーロのオファーが届けば、久保のソシエダへの貢献度も考慮され、両者の交渉は容認されるだろうと予想している。