レアル・マドリード戦の久保建英、倒されたラストプレーはPK!? スペインで議論に
レアル・マドリードのリュディガーと競り合うレアル・ソシエダの久保建英。(Photo by Juan Manuel Serrano Arce/Getty Images)
一方、ファウルを“もらいにいく”転倒も多かったか…。
[カラバオ杯 準決勝 第1戦] R・ソシエダ 0-1 R・マドリード/2025年2月27日(現地26日)/レアレ・アレーナ
カラバオカップ準決勝・第1戦、レアル・ソシエダはジュード・ベリンガムのロングフィードから18歳の神童エンドリッキにゴールを決められレアル・マドリードに0-1で敗れた。サンチャゴ・ベルナベウでの第2戦は日本時間4月2日に行われる。
レアル・ソシエダのサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)久保建英(Takefusa KUBO)は4-3-3の右ウイングで先発フル出場を果たした。決定的な右足でのシュートを放つなど気を吐いたものの、得点は奪い切れなかった。
また、前半にアントニオ・リュディガーから背中を押されてファウルかと思われたシーンなどもあったが、主審はノーファウルと判定。その後も久保はペナルティエリア内で“ファウルをもらいにいく”シーンが見られ、やや主審からの印象も悪くしたか。
それだけに……ダニ・セバージョスが負傷によりピッチを退き、最後に11人対10人になったなか、レアル・ソシエダは猛攻を仕掛けた。そしてラストプレーでは、左クロスに久保が中央に飛び込んで、先にボールへ触れたところ、フェルランド・メンディの足が久保の後ろの足首を踏みつけたように見えた。久保は転倒し、フィニッシュに持ち込めなかった。
スペインメディア『20minutos』はこのシーンを検証し、PKだったのではないかと指摘している。
ただし、ホセ・マリア・サンチェス・マルティネス主審は、久保がそもそもボールコントロールを失っていたと判断したようである。そのあとVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)と交信したものの、ノーファウルと判断して試合終了を迎えた。
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サンチャゴ・ベルナベウでの第2戦、久保が“古巣”相手にインパクトのあるプレー……ゴールを奪い切るシーンを期待したい!