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【鳥栖】今治に1-4と大敗し開幕3連敗、小菊監督「攻守に重心を前にできなかった私の責任」

小菊昭雄監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

前半だけで強力2トップに3失点、「入りが全てだったと思います」。

[J2 3節] 鳥栖 1-4 今治/2025年3月1日14:03/駅前不動産スタジアム

 J2リーグ3節、J1リーグから今季降格したサガン鳥栖が1-4でFC今治に敗れて、これで開幕3連敗と厳しい船出となった。

 ウェズレイ・タンキとマルクス・ヴィニシウスの強力2トップを前に、序盤から苦戦を強いられた。すると前半だけでタンキ2ゴール、ヴィニシウス1ゴールと3点を決められてしまう。

 後半の77分、ヴィキンタス・スリヴカが1点を返して反撃に転じる。しかし83分、弓場堅真にトドメの一撃を決められてしまい、1-4で敗れた。

 鳥栖の小菊昭雄監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「非常に悔しい敗戦になりました。最後までサポーターの皆様は大きな声で私たちを応援してくれました。勝利をプレゼントできず、非常に申し訳なく思っています」と振り返った。

「入りが全てだったと思います。攻守に重心を前にできなかった、私の責任だと思っています。私たちの左サイドで少し守備がハマらず、そこで起点を作られて、前進されてしまう。そういうシーンが続きました。

 前半0-3という厳しいスコアでも、最後まで選手たちはゲームを捨てず戦い抜いてくれました。サポーターの皆様の応援と選手の最後まで戦う姿を、今度は勝ちにつなげたいです」

 1年でのJ1復帰を目指す鳥栖だが、昨季途中からの主力の流出は止まらず、チームを完全に組み替えている段階と言える。そこで結果が出ないとなると、空気も重たくなってしまう。

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 SNSでは小菊監督の責任を問う声がさっそく多く出ている。何より未来への道が切り開けるような“1勝”が待望される。

 鳥栖は3月9日、アウェーでいわきFCと対戦する。