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【札幌】コンサOBが場外乱闘。元イングランド代表FWジェイの批判に駒井善成「今年は関係ない。もうしつこいよ」

ジェイ・ボスロイド。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

一方、札幌が山口に敗れる衝撃を、英国で誰よりも受けている一人であり……。

 J2リーグに降格した北海道コンサドーレ札幌がレノファ山口FCに0-2で敗れ、開幕3連敗を喫した。チャンスは多くあったもののこれまでノーゴールで最下位に沈んでいる。

 この結果を受けて、札幌OBである元イングランド代表FWのジェイ・ボスロイドが、自身のエックス(@jaybothroyd)で、前指揮官のミハイロ・ペトロヴィッチ氏の影響をいまだに引きずっているとつぶやいた。すると、これに対し、昨季まで札幌でプレーした駒井善成(現・横浜FC)が「今年は関係ない。もうしつこいよ」と反応し、ファンの間でも話題を集めている。

 ジェイは山口に0-2で敗れたスコアとともに、「J1のスカッドを擁するチームなだけに、とてもお粗末なスタートだ。前シーズンの反動が今シーズンに波及することはある。三上(社長)はミシャに辛抱しすぎたと思う! 大きな選手が現れると、小さな選手を隠してしまう」とポストした。

 これに対し駒井(@yoshi2266)は、ついに堪忍袋の緒が切れる。

「去年から、いやその前からずーっとミシャのせいにしてるな 
今年に関しては関係ないでしょ 
もちろん去年は俺含めて責任感じてたからなんも言わんかったけどもうしつこいよ」

 駒井の言葉からは、ジェイのこれまでのメッセージが、実は札幌の選手に、とても辛く響いていたことが伝わってくる。

 一方、『スカイ』などでも解説を務めるジェイは、イングランド(あるいはイギリス)で誰よりも、この”札幌が山口に敗れて最下位”という衝撃の大きさを理解している一人と言える。

 ちなみにジェイは前週、今季キャプテンとなった元チームメイトである高嶺朋樹に「友よ、君は説明する必要はない! 互いに要求し合わなければならない。サッカーは友情ではなく、勝つことが目的だ!君はとても優れたリーダーであり選手。だからキャプテンなんだ!やってやろうぜ」と激励していた。

 SNSでは「ミシャの亡霊にとりつかれているのはジェイ」「二人が札幌を気にかけてくれているのは嬉しいけれど……」「もう、とにかくつらい」など、様々な反応が寄せられている。

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 いずれにせよ、結果が伴わずにいるのは事実である。場外乱闘までも悪循環に陥ってしまっている。北海道コンサドーレ札幌のあらゆる歯車が、なかなか噛み合わずにいる。