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【浦和 1-0 岡山】トップ下松本泰志、左MFサヴィオの起用奏功、チアゴ・サンタナの決勝ゴールで今季初勝利! 見応えある一戦だったが、枠内シュートは1本ずつ

浦和のマテウス・サヴィオ。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI

西川周作がJ1リーグ通算200試合の無失点を達成。

[J1 5節] 浦和 1–0 岡山/2025年3月8日14:00/埼玉スタジアム2002

 J1リーグ5節、浦和レッズがチアゴ・サンタナのゴールで、ファジアーノ岡山に1-0の勝利を収め、ようやく今季初白星を手に入れた。マテウス・サヴィオの左MF起用が奏功、西川周作がJ1リーグ通算200試合の無失点を達成した。

 リーグ2連敗中で開幕から2分2敗と未勝利の浦和は、サミュエル・グスタフソン、金子拓郎が先発に復帰。4-2-3-1の左MFにマテウス・サヴィオ、トップ下に松本泰志、右に金子が入る布陣が採用された。

 対するJ1初挑戦の岡山は、浦和でもプレーした元日本代表の江坂任をはじめ、岩渕弘人、一美和成が前線を形成する。

 前半は一進一退で推移し、次第に浦和がボール保持で上回っていく。しかしチアゴ・サンタナが決めたゴールはオフサイドで取り消される。

 そして後半、岡山は序盤からのハイテンションによりやや疲れが見え始める。全体のテクニックで上回る浦和はボールを動かしながら、揺さぶっていく。

 すると49分、チアゴ・サンタナが、それまで立ちはだかってきたGKスフェント・ブローダーゼンの股を抜くシュートを沈めて先制に成功した。

 そのあと岡山はスーパーサブのルカオを投入し、敵陣で試合を進める。初勝利を目指す浦和はGK西川を中心に“撤退戦”でカウンターを狙う構図に。

 浦和が最後まで粘り切り、1-0で今季初勝利を収めた。

 一方、好ゲームを演じた岡山だが、ルカオの決定的なヘッダーも枠を捉え切れなかった。結局、見応えのある一戦だったが、両チームの枠内シュートは1本ずつだった。

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 次節16日、浦和はアウェーで鹿島アントラーズと、岡山はホームで川崎フロンターレと対戦する。