4-4-2布陣変更、札幌が秋田に3-1快勝! 岩政体制ようやく初白星
北海道コンサドーレ札幌のサポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
最前線バカヨコが大きな存在感を示し、青木亮太、近藤友喜、家泉怜依がゴール!
[J2 5節] 秋田 1-3 札幌/2025年3月15日13:03/ソユースタジアム
J2リーグ5節、北海道コンサドーレ札幌が3-1でブラウブリッツ秋田に勝利を収め、今季就任した岩政大樹監督のもと、ようやく初白星を掴んだ。秋田は終盤に猛攻を繰り広げたが、ホーム開幕戦での勝利はならなかった。
岩政監督はこれまでの3-4-2-1から、4-4-2にシステムを変更。アマドゥ・バカヨコが最前線に張り出し、スパチョークがその背後などから飛び出す。そして高嶺朋樹、馬場晴也から両サイドへ大きく揺さぶり、そこに左MFの青木亮太、右MFの近藤友喜らが絡み、ピッチを広く使った攻撃を展開。秋田のプレスを機能させなかった。
すると15分、左サイドから飛び込んだ青木が先制! 23分には近藤が決めて、2-0とする。札幌が秋田自慢のハードワークでも上回り、これまで4連敗を喫したチームであるのが嘘のように、球際でも常に主導権を握り試合を進めていく。
さらに後半開始早々の48分には、コーナーキックから家泉怜依が決めて3-0とする。
しかし、そこから秋田が反撃に転じる。51分にエースの小松蓮が1点を返すと、その後も、札幌が5-4-1として引いて対応したこともあるが、秋田が躍動感を取り戻してチャンスを作り出していく。しかし、シュート精度やパワーを欠き、ゴールネットを揺らせなかった。
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札幌は1勝4敗、暫定で最下位を脱出。一方、秋田は2勝3敗に。