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【名古屋】開幕から6戦未勝利で最下位、長谷川健太監督「追加点を奪われた要因は…」「途中まで負けるような展開ではなかった」。東京Vに1-2逆転負け

長谷川健太監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

シュート数は10本対9本、枠内8本対4本と上回ったが…。

[J1 6節] 東京V 2-1 名古屋/2025年3月15日14:03/味の素スタジアム

 J1リーグ6節、東京ヴェルディが名古屋グランパスに2-1で逆転勝利を収めた。名古屋は開幕から2分4敗と未勝利、最下位に低迷している。

 シュート数は名古屋の10本対東京Vの9本、枠内は8本対4本と上回るなど、決して悪くはない。しかしミスからの失点が続き、流れに乗れずにいる。名古屋の長谷川健太監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「途中までは負けるような展開ではなかったので、2点目を取れなかったことで、こういう結果になってしまったと思います」と悔やんだ。

 同点に追い付かれたゴールはディフレクションを起こしたものの、GK武田洋平が止めなければいけないニアゾーンだった。

「あのミスを悔やむというより、チームとして次の1点を取れるようにしていかなければいけないと思います」

 そして前後半について、それぞれ次のように振り返った。

「前半は言うことのない展開で、2点目がセットプレーを含めて取れていればという展開でした」

「(後半は)山見(大登)が入って横にズラすやり方だったと思いますが、(同点ゴールは)人は揃っていて、コースも限定していたので、ディフェンス陣がなんとか守ってほしかったです。点を取られてシュンとしてしまったのが、追加点を奪われる要因になったと思います。苦しい時期ですが、チームとして2点目を取ることをもう一度意識させて戦っていきたいです」

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 長谷川監督はそのように前を向いた。これからインターナショナルマッチウィークに突入する。名古屋はその間の20日にルヴァンカップでテゲバジャーロ宮崎と対戦。そしてリーグ再開の29日は横浜FCとホームで対戦する。