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【浦和】期待の新戦力、トルコ代表FWジェンク・トスン今週中に来日か。移籍金1.6億円!? 現実的には…

フェネルバフチェのジェンク・トスン。※自身のインスタグラム(@cenktosun)より

3月29日のセレッソ大阪戦でデビューなるか!

 J1リーグの浦和レッズが獲得を目指しているとトルコで報じられてきた同国1部(スュペル・リグ)フェネルバフチェSKに所属するトルコ代表FWジェンク・トスン(Cenk Tosun)だが、今週中にも来日してメディカルチェックをパスすれば、正式契約に至るという。現地メディア『フォトマック』が3月19日に報じた。

 同メディアによると、すでに浦和とフェネルバフチェで条件面で合意に至ったトスンは間もなく日本に向かい、メディカルチェックを受けるという。そこで問題がなければ、契約書にサインすることになる。

 また、2年契約で、フェネルバフチェは100万ユーロ(約1億6000万円)を得ると伝えている。

 もしかするとトルコのスポーツ紙『ファナティック』の記者などが報じていたように、まずクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)までの期限付き移籍で、その間の成績によって完全移籍に移行するオプションが付帯された契約の可能性はある。

 その場合、半年間のレンタルフィーが100万ユーロというほうが現実的か。あるいは実際に(半年後か、最初からかは分からないが)移籍金は100万ユーロで、トスンの年俸分、フェネルバフチェの経済的負担を軽減できる、ということで合意に至ったことも考えられる。

 いずれにせよ、様々な噂のあったトスンが日本に向かうのは、間違いないと見られるが……。この噂が本当であれば、浦和としても、このインターナショナルマッチウィーク期間中に、リーグ再開となる3月29日のセレッソ大阪戦に出場できる段階までフィットさせたいに違いない。

 クラブ間で選手獲得できるJリーグの移籍マーケットは3月26日まで。トスンは1991年6月7日、ドイツ・ヘッセン州生まれでトルコ国籍を持つ生粋のストライカータイプだ。

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 今シーズンは公式戦通算17試合・2得点・1アシスト(先発2試合)。一方、トルコ代表では『9番』もつけて、53試合・21得点を記録している。