【日本代表】W杯優勝を目指す森保一監督の本気度「周りの人は笑うかもしれないが、必ずチャンスはある」。前回大会PK戦で敗れたクロアチアの決勝進出が背中を押す
バーレーン戦後、祝福のウォーターシャワーを浴びる日本代表の森保一監督。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
そのためには「全てレベルアップしなければいけない」。
[北中米W杯アジア最終予選 グループC 第8戦] 日本代表 – サウジアラビア代表 / 2025年3月25日19:35 / 埼玉スタジアム2002
北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選)、サッカー日本代表が3月25日、サウジアラビア代表戦に臨む。日本はC組6勝1分の勝点19で、予選3試合を残して、8大会連続となるW杯出場を確定。一方、サウジアラビアは2勝3分2敗の勝点9でC組3位。FIFAランキングは日本が15位(アジア1位)、サウジアラビアが59位(同8位)。
森保監督は24日、サウジ戦に向けた公式記者会見で、現在のチームの「自信」について問われて、次のように答えた。
もちろん日本代表がこれまでベスト16以上に進出できずにいる歴史は理解している。ただ、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)ラウンド16、クロアチア代表に延長戦の末に敗退を喫した。そのクロアチアは決勝まで進み、アルゼンチン代表を追い込んだ。
指揮官はそこで「チャンスはあるな、と思わせてもらいました。それは私の中でも大きかったです」と振り返る。
そして日本サッカー協会(JFA)は、2050年までのW杯優勝をビジョンに掲げる。W杯は8大会連続出場。次回は48チーム参加とフォーマットも変更されるなか、指揮官は「その実現にチャレンジする」と意気込む。
そのうえで、「周りの人は笑うかもしれませんが、必ずチャンスはあると思っています」と秘めた闘志を口にする。そのためには「全てレベルアップしなければいけないと思っています」と、現状の力では実現するのは難しいというスタンスも示した。
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また、森保監督は翌日のサウジアラビア戦に向けて、「アジアでもトップ(の中でも)トップの力を持ったチーム。フィジカルも、ボールを動かす技術も力があり、アル・ドサリ選手をはじめ局面で打開できる選手が揃っていて、チームの機能性や組織力を警戒し、上回らなければいけないと思います。非常に厳しい戦いになると思います」と警戒していた。