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【浦和】トルコ代表FWジェンク・トスンは結局フェネルバフチェ残留。ジェコ負傷でモウリーニョが引き留め

トルコ代表でのトスン。※トスンのインスタグラム(@cenktosun)より

今日3月26日でJリーグの移籍マーケットは終了。

 J1リーグ浦和レッズが獲得に向けてオファーを提示したとトルコで報じられてきた同国1部(スュペル・リグ)フェネルバフチェSKに所属するトルコ代表FWジェンク・トスン(Cenk Tosun)だが、Jリーグの移籍期限の“デッド・ライン・デー”となる3月26日、結局トルコに残留することになったという。エースのエディン・ジェコが鼻骨骨折を負うなど、フォワードのポジションが手薄になり、ジョゼ・モウリーニョ監督が移籍にストップをかけたという。

 トルコメディア『スポーツ・デジタル』を主宰し、エックスのフォロワー173万人を超えるヤギズ・サブンチュオグル氏(@yagosabuncuoglu)は前日までに、トスンと浦和が7月までの期限付き移籍で合意に至り、24日にも日本へ出発するとレポートしていた。

 ところが同氏は26日、「チェンク・トスンは浦和レッドダイヤモンズと契約で合意していたが、これはジェコの負傷に伴いモウリーニョ監督からの要請により解除された。両クラブ間の契約は締結されず、チェンクはフェネルバフチェに残留する」と伝えた。

 結局、インターナショナルマッチウィークに入ってからもほとんど動きがなかったことを考えると、単なる噂だったのか。ただ、金銭面などいくつか具体的な情報は出ていた。父親が代理人であるというトスンと個人合意には至っていたものの、フェネルバフチェとのクラブ間での契約締結には至らなかったようだ。

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 トスンは1991年6月7日、ドイツ・ヘッセン州生まれの33歳。トルコ国籍を持つ生粋のストライカータイプ。2024-25シーズンは公式戦通算17試合・2得点・1アシスト(先発2試合)。トルコ代表では『9番』もつけて、53試合・21得点を記録していた。