イングランド・プレミアリーグ 夏の移籍期間、6/1~6/10と6/16~9/1に正式決定
三笘薫 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
シーズン開幕直前の移籍期間終了の新方式は見送りに。
イングランド・プレミアリーグは3月27日、夏の移籍期間について、クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)の特例措置による6月1日から10日までと、通常の6月16日から9月1日までと二回設定されると正式に発表した。
プレミアリーグの2025-26シーズンは8月16日に開幕を迎える。当初、シーズンがスタートしたあと移籍ウインドー終了間際(8月31日前後)に戦力を引き抜かれることで、そこから“引き抜かれる側”が全く補強の対応ができないのは不平等だと議論になっていた。そのため、プレミアリーグは開幕直前の8月14日に移籍期限を設定することが議論されていた。
しかし『スカイ』によると、金銭面では潤沢なサウジアラビアリーグから引き抜かれる可能性もあるため、今回は移籍期限の前倒しは見送られたということだ。
この夏はFIFA(国際サッカー連盟)の特例として、クラブW杯に出場する各国リーグでは、6月1日から10日まで移籍期間の設置が認められている。プレミアリーグからはクラブW杯に、マンチェスター・シティ、チェルシーFCが出場する。
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浦和レッズが出場するJリーグでも同様に6月1日から10日まで特例の移籍ウインドーが設けられることが発表されている。通常の夏のウインドーは7月7日から8月20日まで。