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【FC東京 1-1 柏】クローザー長友佑都、逃げ切り失敗。「足の長さを生かせた」ATに木下康介が同点弾

長友佑都 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

木本恭生、競り負ける。仲川輝人が先制弾も…。

[J1 10節] FC東京 1-1 柏/2025年4月11日19:03/国立競技場

 J1リーグ10節、FC東京が仲川輝人のゴールで先制したものの、後半アディショナルタイムに木下康介の得点で追い付かれ、柏レイソルと1-1で引き分けた。FC東京はリーグ7試合未勝利。一方、柏は連勝を逃したものの5試合黒星なし。

 立ち上がりからFC東京が前線3トップのプレスがハマり、敵陣で試合を進める。その後、柏も押し込む時間があったが、逆にホームチームはその反発力も生かしていく。

 すると35分、俵積田晃太のシュートがディフレクションを起こし、詰めた仲川が決めて、ホームチームに先制点をもたらした。

 後半は一進一退の攻防に。柏は木下&細谷真大の2トップ、さらに左サイドにジエゴを配置する攻撃的な布陣に。一方、FC東京は78分、日本代表の長友佑都、木本恭生をクローザーで投入。自陣を固めつつ、マルセロ・ヒアンを生かしたカウンターを狙う。

 しかし長友の入った左サイドを徹底的に突かれる。迎えた90+4分、柏がそのサイドを攻略。アンカーだった熊坂光希が飛び出して右サイドから数的優位を作り出してクロスを放ち、木本の前へ駆け込んで競り勝った木下が合わせてゴールネットを揺らした。

 試合はそのまま1-1で引き分け、勝点1を分け合った。FC東京にとってはメンタルにも響くドローゲームとなってしまった。

 木下は試合後のフラッシュインタビューで、「いいクロスが入ってきて、前で合わせることはずっとやってきました。上手く形になりました。(気持ちのこもったゴールでしたね)足の長さを生かして、上手く決められました(笑)」と喜んだ。

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 柏は4勝5分1敗の勝点17で暫定3位。一方、FC東京は2勝3分5敗の勝点9で同17位。