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【川崎F】家長昭博→エリソン先制ゴール! GK山口痛恨ミスも…マルシーニョ勝ち越し弾。ACLE準々決勝アル・サッド戦

川崎のマルシーニョ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

東アジア勢唯一のベスト4進出なるか。

[ACLE 準々決勝] 川崎 – アル・サッド/ 2025年4月28日1:30/プリンス・アブドゥラー・アル・ファイサル・スタジアム

 AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリート準々決勝、川崎フロンターレ(J1リーグ)がエリソンとマルシーニョのゴールで、アル・サッド(カタール1部)に2-1とリードしている。

 ACLエリート準々決勝、最後のカード。これまでアル・ヒラル、アル・ナスル、アル・アハリといずれも中東勢・西地区代表であるサウジアラビア勢が勝ち上がってきた。果たして、川崎が東アジア(東地区)の意地を見せることができるかという最後の砦に。

 立ち上がりから川崎がテンポよくパスをつないでいき、敵陣で試合を進める。すると4分、右サイドの背後を突いた家長昭博が利き足とは逆の右足でシンプルにクロスを放つ。これにエリソンが同じく利き足とは逆の右足で合わせて、幸先良く先制点を奪ってみせた。

 しかし、一旦試合を落ち着けようとした矢先の9分、アル・サッドの左WBブラジル人パウロ・オタヴィオが縦に仕掛けて、思い切ってシュートを放つ。

 強烈な弾道ではあったものの、構えていたGK山口瑠伊がボールを弾けずニアサイドで後逸してしまう“エラー”を喫し、呆気なく失点を喫してしまった。

 そのあとは互いにチャンスを作る。アル・サッドは何度か攻撃に入ると一気にスピードを上げて、川崎ゴールへ襲い掛かっていく。

 一方、川崎も両サイドの背後のスペースを精度の高いキックで突いて起点を作る。20分、エリソンが再び惜しい決定的なシュートを放つ。

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 そして21分、山本悠樹のパスから、背後へ抜け出したマルシーニョがシュートを突き刺して、2-1と勝ち越しに成功した。