【ヴィッセル神戸】『基準』に到達しない選手は起用しない。武藤嘉紀「今日まで何ひとつ妥協せず、全てをサッカーに捧げた結果」
神戸の武藤嘉紀。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
来季は前人未踏のACLとJ1リーグの2冠、3連覇を目指す。
[J1 38節]神戸 3-0 湘南/2024年12月8日14:04/ノエビアスタジアム神戸
2024シーズンのJ1リーグは12月8日に最終節が行われ、ヴィッセル神戸がホームにて宮代大聖、武藤嘉紀、扇原貴宏のゴールで、湘南ベルマーレに3-0の勝利を収め、リーグ連覇を成し遂げた。神戸は天皇杯との2冠を達成した。
武藤は試合後のヒーローインタビューで、「連覇できて幸せに思います。一戦一戦100パーセントでやってきた結果が今につながりました。苦しい思いもたくさんしましたが、今日まで何ひとつ妥協せず、全てをサッカーに捧げた結果だと思うので、本当に嬉しいです」と、勝利と優勝の喜びを噛み締めた。
この日のマン・オブ・ザ・マッチに選出され、シーズンMVPの有力候補に。37試合・13得点・7アシストとフル稼働して結果を残した武藤は、「引き分けとか全く考えず、必ず勝ちに行く気持ちでした。とにかくこの90分間に懸ける思いで全力で戦いました」と、ホームで集大成の戦いを見せられたことに胸を張った。
また吉田孝行監督は「俺らが一番。俺らが強かったです」と頷き、「選手が立ち上がりから90分、前へ前へプレーしてくれました。これが僕のサッカーであり、ヴィッセルのサッカーなので、これをやれば勝てる。それを選手は体現してくれました。本当に選手へ感謝しています」と、満員に埋めたノエスタのサポーターに伝えた。
指揮官はスタイルを徹底し、設けた『基準』に達していない選手は起用しないという考えを示し、そこで生まれた競争が結果につながったと喜んだ。
「チームとしてやるべきことを徹底し、自分のなかでの『基準』を作り、それができなければ起用しないと決め、そこでみんなが良い競争をして、お互いを高め合ってきました。それだけだと思います」
「過密日程で、52試合と多くの試合をできて、より多くの勝利を手にすることができて、2冠を達成できて。チーム全員、スタッフを含めた全員のハードワークに感謝します」
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来季は2月14日に開幕を迎え、6月まで一気に試合が行なわれる。神戸はまずAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートを狙い、前人未踏のACLとJ1リーグの2冠、リーグ3連覇を目指す。