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神戸の三木谷会長が故・安倍元首相宅に弔問。「意見が合わず対立」や約10年前の“エピソード”を振り返り哀悼の意

楽天の三木谷浩史会長。 (Photo by Nadine Rupp/Getty Images)

「人情味溢れる偉大な日本のリーダーに改めて最大限の敬意」

 J1リーグ ヴィッセル神戸のオーナーである楽天グループの三木谷浩史会長が4月10日、亡くなられた安倍晋三元首相の自宅へ弔問に訪れたことを自身のツイッター(@hmikitani)で報告した。

「昭恵夫人はじめご親族ともご挨拶ができ、お線香をあげお顔を見ることができました。悔しい思いで一杯でしたが、安らかなお顔を見ることもでき、ご冥福をお祈り申し上げて参りました」

 そのようにつぶやいた三木谷氏は第二次安倍政権で、「薬のインターネット販売で意見が合わず対立するなどのこともありましたが、本当に新しいイノベーション、ベンチャーの味方であり、三大経済団体より前に新経済連盟幹部と面談するなど、日本の伝統を守りつつ日本が変わらなければならないという意識も非常に強かったと思います」と当時を振り返る。

 さらに「また、外交などさまざまな話題について、本当にウィットに富む話ができる安倍元総理が、いかに世界のリーダーに好かれていたかを知る機会も多くありました」と、尊敬していたと明かす。

 また、個人的なエピソードとして、「10年程前ですが、厳しい癌と戦っていた父の病室に、同じ病院で健康診断がおありになった安倍さんが父の病室にわざわざ見舞いにきてくれたこともありました」と感謝。最後は「経済的に苦しむ日本を思い、大胆な政策をやり切り、外交的なプレゼンスをあげた人情味溢れる偉大な日本のリーダーに最大限の敬意をあらためて表すとともに、ご冥福をお祈りさせて頂きたいと思います」と綴っている。

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