『鹿島のエンバペ』16歳FW吉田湊海がクラブ最年少出場。鬼木監督「非常にいいデビューだった」
鹿島の吉田湊海。写真:YUTAKA/アフロスポーツ
「キャンプから昨日(トレーニング)を含めて、いい仕事をしていました」
[J1 13節] 横浜FC 0-3 鹿島 /2025年4月29日14:03/ニッパツ三ツ沢球技場
J1リーグ13節、鹿島アントラーズがチャヴリッチの1得点・1アシスト、鈴木優磨の約2か月ぶりのゴールで、横浜FCに3-0の勝利を収めた。今季二度目のリーグ3連勝で、首位に再浮上した。
この試合の90+4分、鹿島ユースに所属している16歳の吉田湊海(Minato YOSHIDA)が鈴木優磨と代わってピッチに立った。今季は2種登録されていてU-17日本代表にも選ばれる期待のストライカーが、16歳9か月14日で、J1リーグ・クラブ最年少デビューを果たした。
開幕前のキャンプからトップチームのトレーニングには参加していて、鬼木達監督も高く評価していたという。多くの負傷離脱者が出ていたなか巡ってきたチャンスだが、大きな一歩を踏み出した。
鬼木監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「湊海に関しては、キャンプから昨日(トレーニング)を含めて、いい仕事をしていました。アントラーズの一員として、ユースを含めて、これからも戦っていければと思います。短い時間でしたが、非常にいいデビューだったと思います」と、クラブ通算“601勝目”に花を添えた楽しみなタレントを称えた。
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レオ・セアラ、樋口雄太、濃野公人、小池龍太、師岡柊生、徳田誉……負傷離脱する選手が多くいながらも、鹿島は総力戦で個々がレベルアップしながら結果を残している。いい流れのなかで、5月3日はホームに戻りFC町田ゼルビアとの上位対決に臨む。“鹿島のエムバペ”吉田湊海には、初ゴールも期待される!