【鹿島】鈴木優磨「誰だか忘れましたが相手のDFに煽られて、それが何倍にも力になった」。横浜FCを下して今季二度目の3連勝
鹿島の鈴木優磨。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
4-2-3-1の左MFで先発、CFにポジションを移したあとチームは3ゴール!
[J1 13節] 横浜FC 0-3 鹿島 /2025年4月29日14:03/ニッパツ三ツ沢球技場
J1リーグ13節、鹿島アントラーズがチャヴリッチの1得点・1アシスト、鈴木優磨のゴールで、横浜FCに3-0の勝利を収めた。今季二度目の3連勝で、再び首位に浮上した。
豪快にゴール上部にシュートを突き刺した鈴木は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「ケガ人が多いなかチームとして総力戦で戦い、勝つことができました」と頷いた。
この日は4-2-3-1の左サイドハーフで先発し、途中から中央にポジションを取りながら起点となり、次第に鈴木のワントップになっていった。
「前での起点がなかなかないと感じていたので、(サイドに)張っているだけではなく、前で僕が体を張ったほうがシンプルに起点ができると感じて中に行き、オニさん(鬼木監督)も受け入れてくれました」
結果ポジションチェンジで相手を揺さぶり、後半の3ゴールにつなげた。鈴木が豪快に決めたチーム2点目。自身にとっては3月1日のFC東京戦以来の今季4ゴール目になった。
「最近個人としてもゴールから離れていたので決めたいと思っていました。前半から誰だか忘れましたけれど、相手のディフェンダーに煽られていましたので、それが何倍にもなって力になりました」
そのように生まれ年は同じ1996年であるンドカ・ボニフェイスとのやり合いについても言及していた。鈴木にとっても、大きな1点になったと言う。
「(ノーゴールが続き)苦しかったですが、チームは勝てていました。チームのために走っていければ、必ずゴールは決められると思っていました。チームの勝利に貢献できて嬉しいです」
チームが改めて勢いを付けられる。そんな予感が漂うエースの一撃となった。
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鹿島は無失点勝利で、今季二度目のリーグ3連勝で、再び首位に浮上。このあとはホームゲーム連戦で、5月3日はカシマスタジアムでFC町田ゼルビア、11日は国立競技場で川崎フロンターレと対戦する。