【鹿島】4戦連発3連勝、鈴木優磨「役割がハッキリして、周りの助けもあり得点できている」
鈴木優磨。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
得点ランキングも1位と1ゴール差。「少し不格好な試合でしたが、良くない内容でも勝ち切れたのは良かった」
[J1 11節] 札幌 – 鹿島/2023年5月3日14:00/札幌ドーム
J1リーグ11節、鹿島アントラーズのFW鈴木優磨が北海道コンサドーレ札幌戦でミスを見逃さずシュートを突き刺し、これが決勝弾となった。
名古新太郎から鈴木を経由してペナルティエリア内の垣田裕暉へ。その折り返しが鈴木に合わず。しかし相手のクリアボールが小さくなったところを見逃さず、鹿島の40番が右足で一閃! ミスを見逃さず「力みなくいいシュートを打てました」という鋭いショットを突き刺した。
これでリーグ戦4試合連続ゴールに。チームも3連勝だ。鈴木は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、ゴールとともに勝利を喜んだ。
「チームでの自分の役割がハッキリして、周りの助けもあって得点できています。(サポーターの声援について)最初から最後まで僕たちを鼓舞してくれました。少し不格好な試合でしたが、シーズン中にこうした試合は必ずあり、良くない内容でも勝ち切れたのは良かったと思います」
鈴木はリーグ戦11試合・6得点・3アシスト。得点ランキングも大迫勇也(ヴィッセル神戸)とアンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス)に次いで1点差の3位タイに。
「いろんな勝利が必要で、相手にほぼ主導権を握られたなか点を取れて逃げ切れました。目指しているところは違いますが、こうした試合を乗り切れたのは僕たちにとってプラスなので、今度は内容もしっかりして、この勝利をつなげたいです」
そのように反省点や課題が出つつも勝利できたことを、これもまたチームが進化していくための過程であると、鈴木は前向きに捉えていた。
鹿島は次節5月7日、再びアウェーでセレッソ大阪と対戦する。