【移籍】クラブW杯と来季は!? クリスチアーノ・ロナウドがアル・ナスルとの契約「あと2か月」を切る
アル・ナスルのクリスチアーノ・ロナウド。(C) 2025 Asian Football Confederation (AFC)
契約更新濃厚と言われるが…。「W杯制覇」を狙うならば、スポルティング復帰を待望する声も。
AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリート準決勝で川崎フロンターレに敗れたサウジアラビア1部アル・ナスルFCのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)だが、アル・ナスルとの契約満了まであと2か月を切った。現行の契約は6月末まで。1年契約もしくは「1年+1年」のオプションで合意に達していると言われるなか、いまだ正式には発表されずにいる。高額な契約を勝ち取ってきたスーパースターだが、今回の敗戦を受けて、一体何を優先するのかが注目される。
『マルカ』では先月の段階で、ロナウドは2025-26シーズンから2年契約をアル・ナスルと新たに締結することで合意に至ったと報じた。年俸はサッカー選手の歴代最高となる2億ユーロ(約327億円)を超えるという。2年契約の場合、2年目もプレー続行するかどうかはロナウドに選択権があり、年俸もさらに上がるという。
ロナウドとアル・ナスルの現在の契約は6月で満了を迎える。これまで幾度となく、新契約が合意されたと言われてきた。しかし同メディアによると、1月までにはまだ合意には達していなかったということだ。
フェルナンド・イエロ・スポーツディレクターの就任により、力を合わせて世界一を目指していく、その方針を確認し合った。ただし、結局、まだクラブや本人からの新シーズン以降に関するアナウンスはなく、クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)の“短期移籍”の可能性もあり得ると見られてきた。
ただし、噂のあった宿敵アル・ヒラルへのクラブW杯期間中のみの移籍に関しては断ったと伝えられている。
そして今回の川崎との敗戦で、そのキャリアで一体何を優先するか――。本人も改めて考えているに違いない。
SNS上では、ロナウドの最大のターゲットは来年の北中米ワールドカップ(W杯)優勝であり、それを実現させるためには母国ポルトガルの古巣であるスポルティングCPに復帰することが、最善手ではないかという意見も見られる。
やはり40歳になり、一発の爆発力はあるものの、コンスタントに強度の高いプレーを見せるのは難しくなりつつある現実も感じさせる。
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アル・ナスルがさらにスターを集めて強化を図る。その一員として、なんとしてもタイトルを掴む選択肢ももちろんある。クリロナの決断に注目が集まる。