【CL準決勝 2nd】延長120分死闘…インテル4-3バルサ、大逆転を上回る“超大逆転”勝利で決勝へ
インテルのフラッテージがバルセロナとの死闘に決着をつける延長決勝ゴールを奪取! 写真:AP/アフロ
インテル2点先取→バルサ後半3得点で逆転→インテル90分同点→インテル99分再逆転。2試合トータル7-6。
[CL 準決勝 2nd] インテル 4(1EX0)3 バルセロナ/2025年5月7日(現地6日)/サン・シーロ
※2試合トータル、7-6でインテルが決勝進出
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝、インテル・ミラノ – FCバルセロナの第2戦(セカンドレグ)、ホームチームがラウタロ・マルティネスの先制点とハカン・チャルハノールのPKで2点先取したが、後半にバルサが3点を決めて逆転に成功。ところが90分、インテルが再び追い付き、2試合トータルスコア6-6で延長戦に突入した。そして99分、ダビデ・フラッテージが決勝点を決めて、バルサの大逆転を上回る、インテルが“超大逆転勝利”を収めた。
2点先取されたバルセロナが後半、怒涛の猛攻を繰り広げた。
54分、左サイドを打開して、最後は攻撃参加したエリック・ガルシアがボレーを叩き込み1点差に。反撃の狼煙を上げる。
すると60分、ジェラール・マルティンの左サイドからのクロスに、ファーサイドへ飛び込んだダニ・オルモがダイビングヘッドで合わせて2-2の同点とする。
負傷明けのラウタロは71分で交代に。完全にバルサペースになると、87分、ペドリの絶品パスを受けたラフィーニャが一度はGKヤン・ゾマーに止められたものの、2本目のシュートをねじ込み、ついにアウェーチームが3-2と逆転する。
ところが、このままでは終わらない。
不屈のインテルは90分、ダンフリースのグラウンダーのクロスに、なんとリベロのフランチェスコ・アチェルビがCBに付く形からニアで合わせて、起死回生の同点ゴールを決める。
試合はこの日3-3、2試合トータル6-6で延長戦へ突入した。
全く先の読めない展開になる。
再び均衡を破ったのは、ホームのインテルだ。右サイドを攻略。99分、ゴールラインぎりぎりからつなぐと、メフディ・タレミが落として、ダビデ・フラッテージが決めて、再びリード! そのあとヤマルの決定的なシュートを、GKヤン・ゾマーがスーパーセーブで封じてみせる。
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ホームの大声援を味方につけて、インテルは超大逆転に成功。延長後半15分を耐え切り、ファイナル進出を決めた。