イニエスタが長崎戦出場へ意欲。神戸サポーターへ感謝とともに「一緒に強く!」と呼び掛ける
神戸のイニエスタは3試合ぶりの出場なるか? (C)SAKANOWA
今週はすべて非公開練習。リージョスタイルがベールを脱ぐのは試合当日。
[J1 29節] 神戸 – 長崎/2018年10月6日19:00/ノエビアスタジアム神戸
ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタが10月1日に自身のSNSのツイッターとインスタグラム(アカウントは @andresiniesta8)を更新し、神戸サポーターへの感謝を記すなkで週末の6日に行われる29節・V・ファーレン長崎戦に向けた意欲を示した。
イニエスタは次のような内容で、スペイン語と英語のメッセージを発信した。
「私たちは強い気持ちと熱意で1週間をスタートさせました。皆さんの無条件のサポートに感謝します。一緒に強く! 行くぞヴィッセル神戸!」
英語のメッセージでは、「強く」をより強調していた。
スペインへの一時帰国から再合流したあとイニエスタが初めてベンチ外となった2試合、浦和レッズ(●0-4)、鹿島アントラーズ(●0-5)に大敗。ついにリーグ5連敗を喫してしまった。
現在の勝点は36。過去の例から見て、J1残留の当確ラインの勝点40まで、あと勝点4。1勝できれば、再びACL出場権獲得の望みがある4位以上に入る可能性も膨らむ(出場権が与えられるのはリーグ3位以内。天皇杯優勝チームが3位以内の場合、4位チームに出場権が与えられるため)。
しかも今回は残留争いの渦中にあるV・ファーレン長崎との一戦であり、しっかり叩くチャンス。また、この試合のあとは、国際Aマッチ期間に突入し、次の試合まで約2週間、準備期間ができる。
そういった状況もあり、今回のメッセージからもイニエスタが3試合ぶりの復帰に向けてトレーニングに取り組んでいることが伝わってくる。しかもフアン・マヌエル・リージョ新監督のカラーがより発揮されそうである(鹿島戦は登録上、「コーチ」の立場でベンチ入り)。
今週のトレーニングはすべて、一般・プレスともに非公開練習が続く。ベールが脱がれるのは、まさに試合当日だ。
イニエスタは間に合うのか。どのような布陣、戦術で長崎と対抗するのか。注目の一戦となる。
文:サカノワ編集グループ