レバークーゼンの新監督、セスク・ファブレガスが最有力「本人も熱望している」。レアル・マドリード就任確実なシャビ・アロンソの後継者
レバークーゼン (C)SAKANOWA
あとはコモの会長次第。現実的には――。
ドイツ・ブンデスリーガ1部で連覇を逃したバイエル・レバークーゼンは、シャビ・アロンソ監督の退任決定に伴い、来季2025-26シーズンの新監督の選定を急いでいる。現地メディアによると、これまで複数の名前が挙がってきたなか、今季までイタリア・セリエAのコモ1907を率いてきた元スペイン代表のセスク・ファブレガス監督が最有力候補で、しかも本人も就任を「熱望している」というのだ。あとは監督の移籍は“ない”というスタンスを示してきたコモの会長次第だというが、状況的には「レバークーゼン、セスク監督」誕生へ近づきつつある。
レバークーゼンはブンデスリーガ連覇を逃して2位に終わったものの、来季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を掴んだ。そうしたなかシャビ・アロンソ監督の退任が決まり、スペイン1部レアル・マドリードへの就任が確実視されている。
一方、ブンデスリーガのタイトル奪還を目指すレバークーゼンの新監督選定が注目点に。これまで複数の名前が挙がってきたが、『ビルド』などによると、コモを率いる元スペイン代表セスク・ファブレガス監督が最有力候補に挙がり、しかも動きが具体的になりつつある。
当初コモはセスク・ファブレガス監督の他クラブへの移籍を拒否したと言われる。しかし本人はレバークーゼンで指揮を執ることを「熱望している」と伝える。
そうしたなか、レバークーゼンのスポーツ部門責任者のジモン・ロルフェス、CEOのフェルナンド・カロの両氏がセスクの代理人(仲介人)、さらにコモの責任者と「毎日話し合っている」というのだ。
あとは“反対”してきたコモの会長次第ということだ。
セリエBからの昇格を果たし、そして今季セリエAで10位に躍進。そしてセスク・ファブレガス監督が今季限りでの退団を仄めかし、会長の反感を買ったとも言われる。ただ、そこから両者は歩み寄っており、監督の退任拒否はコモ会長のファン・サポーターに体面を保つためだったとも言われる。
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スペイン代表の先輩でもあったシャビ・アロンソの後継者ともなれば、“引き継ぎ”も比較的スムーズに進みそうだ。