マジョルカ久保建英の登場はまさか!最短デビューは14日。東京五輪3得点、レアル･マドリードから2年ぶりレンタル復帰

チームメイトも歓迎。１部残留が最大の目標、かつノルマに。

　スペイン１部レアル・マドリードが保有権を持つ東京オリンピック日本代表と日本フル代表に選ばれるMF久保建英が８月11日、同リーグに今季昇格したRCDマジョルカへの二度目の期限付き移籍をすることが正式に決定した。

　マジョルカは、久保が久々に訪れたホームスタジアム、エスタディ・デ・ソン・モイシュでの写真を公開している。また動画では、２年前ともにプレーした守護神マノロ・レイナ、ダニ・ロドリゲス、さらにはルイス・ガルシア監督が久保の“復帰”を喜ぶコメントを紹介。そして久保がスタジアムへクラブのスポンサーである「Specialized（スペシャライズド）」の自転車に乗って登場。「お帰り、タケ！」という日本語とともに歓迎している。

　久保はさっそく11日にサインしたあと、ルイス・ガルシア監督のもとで最初のトレーニングに参加したそうだ。

　マジョルカで実績を積んで自信を得た。そしてスペインに渡って２年目の昨季はビジャレアルCFとヘタフェCFでプレーしたものの、レギュラーの座を掴めなかった。レンタルの身である難しさも一段と肌で感じた。

　そうしたなか、１部復帰を果たしたマジョルカで、久保はしっかり地に足をつけて、自身の現在地を認識しながら、この第２章に挑む決断を下した。レンタルフィーはかからず、久保の年俸のみをマジョルカが負担する契約だという。

　久保は東京オリンピックで全６試合に先発出場。グループリーグ（GL）では３試合連続ゴールを決める活躍を見せた。

　2021-22シーズン、20歳のレフティがチームを１部残留に導くことが使命になる。

　マジョルカは８月14日（日本時間15日２:30）のスペインリーグ開幕戦、レアル・ベティスとホームで対戦する。果たして、さっそく久保の出場のチャンスもあるのか!?

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[文：サカノワ編集グループ]