【移籍】バイエルンが三笘薫の獲得へ「代理人と交渉」、しかし25歳のポルトガル代表も候補に
川崎フロンターレの後輩
高井幸大と語り合う三笘薫(右)。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
コマン、ザネ、いずれかの移籍が条件か。加えて、ヴィルツの動向も鍵に。
ドイツ・ブンデスリーガ1部FCバイエルン・ミュンヘンが2025-26シーズンに向けて、イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF三笘薫(Kaoru MITOMA)の獲得を検討しているとドイツやイギリスで報じられている。何と三笘の代理人(仲介人)とバイエルンサイドで交渉が行われているという。しかし一方、ACミランに所属するポルトガル代表FWラファエル・レオン(Rafael Leao)も“有力候補”に浮上していて、こちらは代理人とバイエルンの強化責任者の関係が良好だという。
『スカイ』のレポーターであるフロリアン・プレッテンベルグ氏( @Plettigoal)が5月24日にエックスで「 三笘薫は今夏のFCバイエルン移籍に向けて、とても前向きな姿勢を示している! これはイギリスからの関係筋の情報によって確認された」と、三笘サイドが乗り気であるとレポートする。
「バイエルンは28歳の日本人ウインガーの三笘にとても強い関心を示しており、代理人との話し合いや交渉はすでに行われている。しかし、(強化責任者の)マックス・エベールはまだ正式オファーを出していない」
バイエルンがバイエル・レバークーゼンのフロリアン・ヴィルツを獲得できるかどうかによってこのオペレーションは「大きく左右される」。さらに移籍が噂されるものの残留の芽も出ているキングスレイ・コマン、レロイ・ザネが、もしも去った場合の選択肢になっているというのだ。
つまりテーブルの上に並んだカードの1枚に“MITOMA”があるのは間違いない(ただしヴィルツもそこに入っている)。
一方、同記者は、バイエルンがミランでプレーする25歳の左ウインガー、レオンにも「注目している」と記す。敏腕代理人として知られるホルヘ・メンデス氏とエベール氏は「とても良好な関係を築いている」として、レオン獲得についても「交渉が行われている」ということだ。
年齢的にはレオン、実績的には三笘に、メリットがあるようだが……。どちらかというと、レオンはコマンやザネが残留した場合でも先々を見据えたうえでも補強したい感じか。三笘はやはり即戦力としてリストアップされている印象を受ける。あるいはダブル獲りもあるのか!?
三笘はヴァンサン・コンパニ監督のもとでプレーしたい、という想いもあるのかもしれない。
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ブライトンは日本時間5月25日24時から、プレミアリーグ最終節、ヨーロッパリーグを制したトッテナム・ホットスパーFCとアウェーで対戦する。