次なる手は? 中居正広さん反論、第三者委が全否定。「落とし所をどこに定めるのか」紀藤弁護士が今後を展望
紀藤正樹弁護士 写真:REX/アフロ
第三者委の“回答”を受けて、エックスにて「中居弁護団の次が気になる」。
コンプライアンス問題を巡るフジ・メディア・ホールディングスからの依頼を受けた第三者委員会の報告書で、性暴力があったと認定されたと公に発表された元タレントの中居正広さんが、その事実を示してほしいなどと反論した件で、第三者委は5月22日までに、事実認定は適切だったと発表したという。フジテレビなど複数のメディアが報じた。
中居さんサイドから要請を受けていた“証拠”の明示について、独立性や中立性の観点から公開できないとのこと。また、6時間に及んだとされる中居さんへのヒアリング内容についても、「重要な証拠として十分に吟味している」と、発表内容には反映されているという趣旨の報告があったという。そうしたことを踏まえ、中居さんに関する事実認定は適切だったと強調しているそうだ。
この発表により、中居さんサイドの弁護団は、果たしてどのように対応するのか。統一教会問題を巡る被害者への熱いサポートなどで知られる弁護士の紀藤正樹氏は5月25日、自身のエックス(@masaki_kito)で、この話題について「次の一手が今回の再要求だと、次も第三者委員会の三行半の回答が予想される。再々要求しても同じ展開が予想できる」と言及した。
そして、これからの展開について「今後の落とし所をどこに定めているのか、中居弁護団の次が気になる」と、次に打つ手が重要なポイントになると見ている。
関連記事>>中居正広さん問題、橋下弁護士が文春の質問状に7500字で論破「フジテレビ第三者委員会の報告書は、中居氏に対する誹謗中傷そのもの」
事実上の完全否定であり、中居さんの想いを完全に打ち砕く回答になっている。基本的に中居さんサイドが求めているのは、基本的な人権の尊重、尊厳の回復であり、そこに向けての最善の策を思案しているに違いない。もしかすると、民事訴訟に持ち込まれるのだろうか!?